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世界が注目で過去にはフェイクニュースも 忍者発祥の地で“忍者”を募集 三重・伊賀市

報道局
愛知三重岐阜特集 2019/6/10 11:30

 

 忍者発祥の地とされる三重県伊賀市。過去には忍者募集のフェイクニュースが流れ、世界中から問い合わせが殺到し、騒動になったこともありましたが、忍者ショーを行う団体が“本当の募集”をすることになりました。募集の理由とは?

 

 取材班は、三重県伊賀市上野にある「うどん屋 池澤湯」へ向かいました。

「店内、忍者だらけですね」(記者)
「そうなんです。壁一面、忍者がまわっています」(池澤良武さん)

 店内には、店の中を飛び交う忍者のイラストや、うどん店らしからぬ忍者道具が並びます。

 

 

 さらに、このお店の名物のうどんも忍者風。真っ白なスープの中に、黒米を使った真っ黒な麺が“雲隠れ”した、「本流霧隠れうどん」。

 

 

 忍者発祥の地とされる三重県伊賀市では、至るところで忍者を利用し、地域全体をアピールしています。

 

“忍者”を募集、今回は“本当”

 そんな忍者の街で、先日“ある発表”がありました。

「後世に伊賀流忍術を継承するため、人材育成を強化します」(伊賀忍者特殊軍団 阿修羅 半蔵頭領)

 

 

 伊賀忍者のショーを行う団体「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」が、新たにショーを行う忍者を募集するというのです。実は忍者の募集を巡っては、去年世界規模の騒動が起きていました。

 市の担当者がため息交じりに語る、その騒動とは。

「(伊賀市は)忍者が不足しているので、募集をしていると。高額な報酬で募集しているとネットで拡散されていまして」(伊賀市観光戦略課 川部千佳課長)

 きっかけは、伊賀市の岡本栄市長がアメリカのラジオ局から取材を受けたことから始まります。取材内容などをもとに、ラジオ局は「伊賀市は忍者が不足している」「忍者は8万5000ドル(日本円で約945万円)稼げる」などと紹介。この情報がなんと、“伊賀市が忍者を募集している”と、誤った情報がネットニュースとなり、世界中に拡散したのです。

 

 

 そして驚いたことに、伊賀市役所にはスペインにイタリア、インドなど13か国から、「私は忍術に人生をかけてきました」「忍者として働くにはどうしたらいいのか知りたいです」などと、100件越える熱烈な問い合わせが相次いだのです。

「忍者の訴求力であったりとか、発信力が強いと改めて実感しました。うそから出たまことのような感じになったんですけど」(伊賀市観光戦略課 川部千佳課長)

 

 

15歳以上であれば国籍は不問で“忍者”になれる

 去年の忍者募集は“フェイクニュース”でしたが、今回は“本当の募集”。しかしなぜ今回、忍者の志願者を募ることとなったのでしょうか。

「本当の職人(忍者)を育てるのは10代から。(忍者に)耐えられる体力がないと務まらない」(伊賀忍者特殊軍団 阿修羅 半蔵頭領)

 現在「伊賀忍者特殊軍団 阿修羅」は、59歳の頭領をはじめ、メンバーの年齢は30代が中心。今後若いメンバーが入れば、この先も観光の要となる忍者ショーを継承できるため、今回の募集につながったといいます。

 忍者の魅力について観光客からは。

「わたし“くノ一(くのいち)”に憧れるな。主人に仕えて守る」
「海外のお客さんも多いのかなと感じました」(観光客)

 今回の募集は、15歳以上であれば国籍は不問で、給料は年収約200万円(もしくは、歩合制のどちらかを選べる)といいます。

 

 

 9月13日に締め切られる、今回の募集。果たして、どんな忍者候補生が生まれるのでしょうか。

 

「キャッチ!」 6月6日放送より
世界が注目で過去にはフェイクニュースも 忍者発祥の地で“忍者”を募集 三重・伊賀市

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