• index
  • program
  • Chuun
  • news_weather
  • announcer
  • event
  • chukyokun
  • present
  • TVschedule

中京テレビNEWS中京テレビNEWS

投稿BOX
投稿BOX

朝起きられない子どもを救う 「睡眠授業」で不登校防止

報道局
愛知特集 2019/6/14 11:30

 愛知県豊田市の小学校で、“睡眠”がテーマの授業が行われました。授業が行われた裏側には深刻な事情があるようです。

 愛知県豊田市にある野見小学校。教壇に立っていたのは学校の先生ではなく“睡眠育成士”の鈴木藍さん。

 名古屋市立大学の睡眠医療センターで睡眠について学んだスペシャリストです。

「なんで夢を見るんだろう?」(鈴木藍さん)

「脳で考えたことが見えてくる」
「自分が見たものを妄想して、夢が出てくる」(児童)

 答えは…

「脳の中で、“いらない記憶”・“いる記憶”を整理しているときに夢を見ます」(鈴木藍さん)

 次に鈴木さんが取り出したのは、香りがつけてある抱き枕。

「寝る前にかぐといいのは、ラベンダー(の香り)。どう?抱きしめると安心する?」(鈴木藍さん)

「ちょっと安心する匂いする」(児童)

 クイズや体験を通して、楽しく“睡眠の大切さ”を教えたこの授業。その背景には、現代のある深刻な問題があるといいます。

 鈴木さんら“睡眠育成士”を指導する名古屋市立大学の睡眠医療センターの中山明峰センター長は、

「『子どもたちが朝起きてこられない』という相談を(親から)たくさんいただくんです」(中山明峰 センター長)

 朝、起きられない子どもが増えているといいます。その理由として、「少子化により、一人部屋を持つ子どもが増え、親の目が行き届かなくなっている」、「ゲームやスマートフォンなど娯楽が進化し、夜更かしになってきていること」などがあげられるといいます

 そして、子どもが朝、起きられなくなってしまう事が不登校につながる可能性があると指摘します。

 文部科学省の調査で、不登校になってしまう理由の2番目に「生活のリズムの乱れ」があげられています。

 最新のデータによると、不登校の小・中学生はおととしまで5年連続で増加しています。

「子どもたちに少しでも寝る大事さをお話しできたら、ひとりでも(不登校を)防止できないかなという思いです」(中山明峰 センター長)

 不登校を少しでも減らすため、今年誕生した54人の“睡眠育成士”1期生。その中に鈴木さんの姿もありました。

「自分が小学校の頃から持病があって、睡眠がうまくいかなくて」(鈴木藍さん)

 朝起きられない持病があり、学校に通えない日もあったといいます。“子どもたちに自分と同じ思いをしてほしくない”と彼女は“睡眠育成士”になりました。

 そして、小学校で初めて“睡眠”の授業を行った鈴木さん。

「何時ごろに寝るのがおすすめですか?」(児童)

「夜10時よりも前の時間、9時とかに寝てもらえたらなと思います」(鈴木藍さん)

 子どもたちも初めて聞く睡眠の話に興味津々。

「(寝る前に)ゲームをやって興奮しちゃったりするので、匂いをかいで落ち着いて 寝ることをやってみたい」
「すぐによく寝られるように、ストレッチとかしてみたいと思いました」(児童)

 名古屋市立大学の睡眠医療センターでは、今後も指導者を育て、子どもたちに睡眠の大切さを広めていきたいとしています。

この記事をシェアする

2019年6月
« 5月   7月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
中京テレビNEWSLINEで中京テレビのニュースを読む 友だち追加
2019年6月
« 5月   7月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930

中京テレビNEWS トップへ