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小学5年生が発明 空きカン・ペットボトルの分別箱で特許取得 アイデア姉弟が祖父の悩みを見事に解決 愛知・安城市

報道局
愛知特集 2019/7/13 9:00

 

 愛知県に住む小学5年生が“特許”を取得。すごい発明をしたということで、取材しました。

 

 ランドセル姿で学校から帰ってきた小学5年生の神谷響くん。

 

 

 帰宅したら、まずは宿題。計算問題をスラスラ解いていきます。算数が得意な様子ですが…。

「得意だけど、これは嫌い」(響くん)
Q.どれが嫌い?
「小数÷小数。めんどくさい…」(響くん)

 3人姉弟の末っ子で、興味があることは、トコトン突き詰める性格だという響くん。そんな彼が、今年手に入れたのが「特許証」。

 

 

 “新しくて、簡単には思いつけない発明”に対して認められる、特許。特許庁によると、小学生が取得するのは「極めて珍しい」といいます。

 響くんの発明。それは?

「空き缶とペットボトルが分別できる機械です」(響くん)

 

 

 その名も、「空カン・ペットボトル分べつ箱」。缶やペットボトルを、ひとつだけあるこの入り口に入れるだけで種類別に分別してくれるというのです。

 

 

 その性能や、いかに!?

 まずはペットボトル、アルミ缶、スチール缶を入れてみると見事にそれぞれ分かれました。ポイントは、入り口のすぐ下に付けられた斜めの板だといいます。

 

 

 ペットボトルにあって、缶にはない、キャップ部分の構造を利用。自動的に分別される仕組みです。

「何度も何度もいろんな角度でやって、難しかった」(響くん)

 

 

 シンプルな仕組みながら、なかなか思いつけない独創的なアイデア。ただ、1つ疑問が…

Q.小学5年生って特許知らない?
「みんな知らない。2人ぐらいしか知らない」(響くん)
Q.特許の仕組みを知ってたの?
「おねえちゃんが特許とったから、そこから分かってた」(響くん)

 なんと、高校1年生の長女・明日香さんも小学生の時に特許を取得していたのです。

 

 

 明日香さんの発明は、磁石と樹脂製のシートを使ってアルミ缶とスチール缶を分けるもの。磁石にくっつかないアルミは、そのまま真下へ落下。一方、スチールは磁石に引っ張られますが、シートがあるため、くっつくことはできず、右下へ。

 

 

 響くんの分別箱は、明日香さんの缶を分別する特許に自身の特許を合体させた、進化版だったのです。

 

 

 ではなぜ、2人は揃って、分別に取り組んだのでしょうか。そのワケは、2人のおじいちゃんにありました。

 スーパーを経営する祖父の保一さん(71)。店頭にある自販機のごみ分別に苦労している様子を明日香さんが見たのが始まりでした。

「自販機はペットボトルがいっぱいなのに、お姉ちゃんは空き缶だけやってたから、(缶もペットボトルも)ふたつ一気にやっちゃえと思って 」(響くん)

「自慢できる孫です」(祖父・保一さん)

 

 

 それでも、響くんの探求心はまだまだ尽きません。

「完全に(分別)できる訳じゃないから、たまに失敗するから、もうちょっと性能を高めてやる」(響くん)

 

小学5年生が発明 空きカン・ペットボトルの分別箱で特許取得 アイデア姉弟が祖父の悩みを見事に解決 愛知・安城市

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