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抹茶そっくり「緑の粉」の正体は飛騨のホウレンソウ “もったいない精神”から新たな名物目指す

報道局
岐阜特集 2019/7/21 9:00

 

 見た目も飲んだ感じも抹茶とそっくり。その「緑の粉」の正体は、飛騨のホウレンソウ。「もったいない精神」から新たな高山名物に?

 

 そのパウダーを作っているのが、岐阜県高山市の農産物を加工する会社「ミチナル」。担当者に何から作られているのか聞いてみました。

「“高山市が誇る日本一の野菜”から作っています」(ミチナル 加藤万寿夫さん)

 高山市が誇る日本一の野菜が山あいにあるビニールハウスにあるとのことで、案内してもらうと…。

「こちらがパウダーの元になります。ホウレンソウですね」(ミチナル 加藤万寿夫さん)

 抹茶に見えたその正体は、ホウレンソウ。

 

 

 実は高山市、市町村別のホウレンソウ出荷量が10年以上日本一。それも2位を大きく引き離しています。

 

 

 一般的にホウレンソウの旬は秋から冬ですが、岐阜県飛騨地域は夏でも涼しいため、春から秋にかけての生産も盛ん。他の生産地と違い、4月から11月まで出荷できるんです。

 しかしホウレンソウは出荷する際、規格に合わせるため外側の葉っぱを廃棄していました。もちろん味に変わりはありませんが、生産量の2~3割が捨てられていました。

 

 

「農家さんからいただいているホウレンソウの外の葉を、冷凍のホウレンソウに加工しています」(ミチナル 加藤万寿夫さん)

 もともと“捨てない農業”を目指していたこの会社は、その“もったいない精神”で廃棄予定のホウレンソウを冷凍加工して販売していました。

 さらに、ケーキやクッキーなどより幅広く使って欲しいと開発したのがこのパウダー。

 

 

 しかしその味は予期していなかったといいます。

「飛騨のホウレンソウを広めたくてパウダーを作ったんですが、実際作ってみたら(味が)抹茶に似ていた」(ミチナル 森腰幸博工場長)

「(抹茶味は)全然、狙ってないです。たまたまです。たまたま偶然できあがったという感じですかね」(ミチナル 加藤万寿夫さん)

 

 

 普段は捨てていた葉っぱが商品として扱われるのは、農家にとってわずかでも収入になるといいます。

「(普段は捨てている)大丈夫な葉っぱでも、採れたものが生かされて、飛騨のホウレンソウの一端を担うのは生産者としてもうれしい話です」(ホウレンソウ農家 平野善之さん)

 「飛騨抹草」として高山市内で発売して、1か月。新たな高山名物を目指しています。

 さらに、高山のクレープ屋「はんちくてい」でもホウレンソウのパウダーが使われていました。パウダーが練り込まれた緑色の生地に包まれているのは、飛騨牛の焼き肉。

「僕も黄色い生地だけでなく、緑の生地のクレープというアイテムが加わったので。やってる方も楽しいし、お客さんもいろいろ選べて楽しいと思います」(はんちくてい 名和鉄生店長)

 抹茶に加えて、ホウレンソウの味もほのかに香るこのクレープ。野菜嫌いな子どもにも人気なんだそうです。

 

 

「のこり染」も“もったいない精神”

 さらに“もったいない”はこんな所にも。岐阜県大垣市にある染め物工場「艶金(つやきん)化学繊維」。

 ここでは栗きんとんを作った後の栗の皮や、野菜ジュース用に絞ったパセリなどを使って、布を染め製品を作っていました。

 「のこり染」と呼ばれ、食べもの独特のやわらかく自然な色合いが特徴なんだそうです。

 

 

 私たち日本人が本来持っている“もったいない精神”が、新たなアイデアを生んでいます。

 

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