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急増する外国人労働者の子どもたち 日本語上達を支える取り組みとは 丁寧な日本の教育が魅力 愛知・豊橋市

報道局
愛知特集 2019/7/29 15:00

 

 家族で来日する外国人労働者が急増しています。日本語に一生懸命取り組む外国人の子どもたち。日本語の上達を支える取り組みとは? 愛知県豊橋市を取材しました。

 

 愛知県豊橋市の南陽中学校。1年生たちが取り組んでいたのは、応援歌の練習です。

 その中に一人、外国人の生徒が。少し戸惑いを見せながらも、一生懸命まわりについていこうとしているのは、ブラジルから来た、シロタ ミゲルくん(12)です。

 

 

 来日して間もない今年4月。ミゲルくんと会話してみると…。

Q.日本語はどれぐらい話せますか?
「?」(ミゲルくん)
Q.日本にいつ来ましたか?
「スキ」(ミゲルくん)

 言葉の壁があるため、日本人の生徒と会話することはほとんどありません。

 実は、今ミゲルくんのような外国人児童・生徒の数は、増え続けています。

「政府が外国人をどんどん受け入れていこうという姿勢の中で、外国人児童生徒は増えているのではなく、“急増”しています」(豊橋市教育委員会 夏目裕介指導主事)

 

 

 豊橋市では、約20年で外国人児童生徒数が495人から1897人と4倍近くに増えたといいます。

 その理由について、外国人を日本の企業に派遣する会社の担当者に伺ってみると。

 

 

「(家族を)連れて来て、日本にずっといる(外国人は)結構います。だんだん変わってきています」(人材派遣会社の担当者)

 この担当者によると、以前は単身で働きに来る外国人が多かったそうですが、ここ数年、家族での来日が増えているといいます。

 一体どうして、外国人の親たちは、子どもを連れて日本に働きにくるのでしょうか?

 ミゲルくんが家族と一緒に暮らしている豊橋市内にある県営住宅に伺いました。

 

 

 両親が自動車関連の工場で仕事を見つけたため、去年の11月に家族5人で来日しました。

 日系三世のお父さんも含め、家族全員は日本語がほとんど話せません。

「いま、ブラジルは景気が悪く、仕事を見つけにくいです」(ミゲルくんの母)

 一家の1か月の収入は、両親共働きで約30万円。日本への渡航費などに100万円がかかり、その返済もあるため、生活は今のところ楽ではありません。

 ミゲルくんのお姉さん・タミレスさん(16)は現在、自宅で幼い弟の世話をする毎日です。

 

 

 スマートフォンの翻訳アプリで、今の気持ちを教えてくれました。

「これからも日本に住み続けたいです。より多くの機会と生活の質がここにあるから」(ミゲルくんの姉・タミレスさんの翻訳アプリでの回答)

 出来るだけ早く日本語を覚え、仕事に就きたいと考えているといいます。

 日本に来たミゲルくんには、大好きな場所ができていました。

 ミゲルくんが今年の春から通っている日本語教室「みらい」です。「みらい」は、日本に来て間もない外国人中学生のために豊橋市が作った教室。

 

 

 教員の他に通訳もいて、週4日、2か月の短期集中で日本語を教えています。

 そして、交通ルールなど日本のマナーや学校生活のルールなども教えています。

 そんな「みらい」でのお昼時間。フィリピンや中国から来た生徒と持参したお弁当を食べます。

 小籠包がぎっしり入ったお弁当を食べているのは中国から来たトウさん(中1)。

 

 

 今年3月に来日したトウさん。最初、両親は、子どもたちを中国の親戚に預けたまま、飲食店で10年以上働いていました。そしてこの春、トウさんを日本に呼び寄せたのです。

 その理由をトウさんのお母さんに伺いました。

 

 

「(日本の)学校に通って、いろいろな勉強をたくさんして、大学に行ってほしいです」(トウさんの母)

 日本の教育を受けさせることが目的だといいます。

 実は、ミゲルくんのお母さんも。

「ブラジルの学校より日本の方がいい。日本の教育はすごい」(ミゲルくんの母)

 外国人が認める日本の教育。

 

 

「やっぱり丁寧さ。学力をしっかりつけていくということについては、日本は丁寧だと思います」(豊橋市教育委員会 夏目裕介指導主事)

 丁寧で、きめ細かな指導を行う日本の教育に魅力を感じて、子どもを連れてくる外国人が多いようです。

 7月中旬、「みらい」の修了式が行われました。2か月前はほとんど日本語を話せなかったミゲルくん。勉強の成果は?

 

 

「僕は日本語が分からないので心配でした。いま僕は前よりも少し自信を持って日本語を話すことができます。僕を手伝ってくれた人、僕に日本語を教えてくれた人、僕に勉強を教えてくれた人、ありがとう」(ミゲルくん)

 ミゲルくんは2か月で日本語がものすごく上達していました。

 

 ミゲルくんのお母さんは、ミゲルくんに将来、科学者になって欲しいと思っているそうですがミゲルくん本人は、まだ分からないといっています。日本で夢を見つけて、かなえて欲しいですね。

 

急増する外国人労働者の子どもたち 日本語上達を支える日本語教室の取り組みとは 丁寧な日本の教育が魅力 愛知・豊橋市

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