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切腹覚悟で臨んだはずがナゼ 河村市長2022年完成断念 名古屋城天守閣の木造復元

報道局
愛知特集 2019/8/30 17:59

 名古屋市の河村市長の肝いり政策である「名古屋城天守閣の木造復元」。3年後の完成目標を断念すると発表しました。一体何があったのでしょうか?

 30日、朝。取材班が河村たかし市長に突撃取材すると。

「おはようございます。中京テレビです」(吉原美樹 記者)
「何が起こったんや」(名古屋市 河村たかし市長)

 突然の訪問に戸惑った河村市長。取材班が聞きたかったのは…

Q.“切腹”の発言を今年4月にされていたじゃないですか?
「はい、はい」
Q.「間に合わなかったら」と言ってたかと?
「(木造化)できなかったときですよ」
Q.「できないとき」と「間に合わないとき」と発言されてる

 実は、29日夕方、河村市長が突如下した決断があったのです。

「解体工事に着手できないことで、2022年12月の竣工を目指すことは竹中工務店からも現実的に厳しい見解。竣工期限を延ばすことにした」(名古屋市 河村たかし市長)

 河村市長の肝いりの政策である名古屋城天守閣の木造復元。その完成時期を延期することを決めたのです。

 

「天守閣が入場禁止となって1年以上経ちますが、足場などは組まれておらず、工事が始まっている気配はありません」(吉原美樹 記者)

 木造復元の準備などのため、入場禁止になった天守閣。完成が遅れることに観光客は。

「(天守閣の)中が見たいというのがあるので残念」(大阪からの観光客)
「やっぱり早く中に入ってみたいと思った。(木造復元を)やるならやるで、早く実現してほしい」(東京からの観光客)

 

 名古屋城の隣にある金シャチ横丁には、3年後の木造復元に期待をかけていた店舗がありました。

「(木造復元が)いつできるかというのも、まだ分からない状態なので、どんどん先送りになるのは、うちとしてはちょっと影響があるかなと 」(えびせんべいの里 金シャチ横丁店 加藤慎一 店長)

 

 河村市長にとって”看板政策”ともいえる総工費約500億円の木造復元。1期目から訴え続けてきた政策の一つでした。

 今年4月には強気な発言も。

「私ひとりでは切腹しません。関係者全員切腹です。木造が造れんようになって、間に合わなくても同じですよ」(名古屋市 河村たかし市長)

 工期を延期する場合は、責任をとるとまで言い切った河村市長。

 

 30日の朝、その発言を記者が問いただすと。

「間に合わんときは、しょうがないがやー。文化庁からも、きちっとこうだと言ってきているので、しょうがない」(名古屋市 河村たかし市長)

 国の特別史跡である名古屋城。工事で現状を変更する際は、文化庁に申請し、許可をもらう必要がありますが、その前提として、石垣の保全を求める専門家からの了承が得られないままでした。

 なぜなら復元工事と石垣の調査を同時に行い、工期を短くしたいと考えていた名古屋市。

 しかし、石垣の専門家からは先に調査をするよう求められていたのです。そこで…。

「実際、許可がでとらんのでしょうがない。(石垣の専門家と)きちっと話し合ってやると」(名古屋市 河村たかし市長)

 石垣の調査からスタートすることを29日に明らかにし、2022年の完成目標を断念したのです。

 

 すでに全国各地で始まっている木材の調達。名古屋市によると、工期が何年遅れるかは現状、不透明としていますが、調達した木材の保管費用が1年遅れるごとに約1億円かかるとされています。

 材木の調達は、今後も続けるという名古屋市。果たして天守閣が復元されるのはいつになるのでしょうか?

「ええ建物ができますので、(遅れは)ちょこっとだで」(名古屋市 河村たかし市長)

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