• index
  • program
  • Locipo
  • news_weather
  • announcer
  • event
  • chukyokun
  • present
  • TVschedule

中京テレビNEWS中京テレビNEWS

【新型コロナウイルス】東海3県への影響
投稿BOX

減少する「宮型霊柩車」 人気がなくなったワケ

報道局
愛知三重岐阜特集 2019/9/7 9:00

 

 墓を持たなくなる“墓じまい”や遺骨を郵送する選択肢が増えるなど、今変わってきている葬儀の習慣。実はその流れは、お寺の屋根のような構造物を乗せた「宮型(みやがた)」と呼ばれる霊柩車(れいきゅうしゃ)でも起きているそうです。

 

 名古屋市天白区にある「八事斎場」。到着したのはいたってシンプルな黒いタイプ、さらにはワゴンタイプなど。この日は2時間の取材中に見かけた霊柩車の5台のうち、宮型は1台だけでした。

「よく言われるが、葬儀が家族葬など簡素化されている流れがある。そういった一環で宮型霊柩車が減っている気がする」(名古屋市 環境薬務課 渡辺仁史係長)

 

 

 簡素化に加え、葬儀にかける費用の低下も原因といわれます。

 さらに…。

「地元住民からの要望で、宮型霊柩車の使用は第二斎場(名古屋市港区)では禁止としています」(名古屋市 環境薬務課 渡辺仁史係長)

 名古屋市では4年前に、新たな火葬場として名古屋市港区に「名古屋市第二斎場」を開設。近隣住民からの申し入れで、宮型霊柩車の乗り入れを禁止にしたといいます。

 

 

「霊柩車が生活道路を通ることになるので、(住宅街に)近いところでは目立つ霊柩車の使用は控えてほしいということだと思う」(名古屋市 環境薬務課 渡辺仁史係長)

 近隣住民への配慮で、宮型を禁止する流れは全国で広がっているといいます。

 名古屋市中川区で霊柩車を専門に扱う会社「名古屋特殊自動車」。こちらでは市販車から霊柩車に改造された車を、葬儀会社からの依頼を受けて運行しています。

「いろんな種類があるが、需要が高いのが洋型霊柩車です。ここ数年で宮型と洋型車が逆転して、洋型が9割ぐらいの出棺となっている」(名古屋特殊自動車 深水貴之さん)

 棺を入れるために車体の真ん中を切って2メートルも伸ばすなど半年かけて大幅に改造した海外の高級車。

 

 

 内装もシンプルながら高級感漂う作りで、総額約2000万円です。

 

 

 創業70年を超えるこの名古屋の会社では、複雑な思いも抱えているそうです。

「“野辺の送り”で昔、棺(ひつぎ)を担いでいましたが、それを引き継いでいるのが宮型霊柩車だと思います」(名古屋特殊自動車 深水貴之さん)

 

 

 “野辺の送り”とは、遺体を埋葬地や火葬場まで運ぶこと。遺体を担いで運んでいた時代の形状が、宮型霊柩車のルーツになっているといいます。

 

 

「何年か前に、おじいさんをこの宮型で運んだので、おばあさんもこの宮型でという方も中にはいるので、葬送の文化という部分で宮型霊柩車を守っていきたい」(名古屋特殊自動車 深水貴之さん)

 

減少する「宮型霊柩車」 人気がなくなったワケ

この記事をシェアする

2019年9月
« 8月   10月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  
中京テレビNEWSLINEで中京テレビのニュースを読む 友だち追加
2019年9月
« 8月   10月 »
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

中京テレビNEWS トップへ