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【新型コロナウイルス】東海3県への影響
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追跡「豚コレラ問題」 全頭殺処分から再起できるか 養豚業者の深い苦悩

報道局
岐阜特集 2019/9/10 11:00

 

 26年ぶりの発生から1年。いまだ終息の気配が見えない“豚コレラ”。養豚業者の深い苦悩は続きます。

 

 2018年9月、岐阜市の養豚場で日本では26年ぶりとなる豚コレラが発生。

 その後も猛威を振るって感染は1府6県に拡大。この1年で、全国で約13万頭以上のブタが殺処分され、養豚業界に壊滅的な打撃を与えています。

 

 

 

 愛知県豊田市の養豚農家・鋤柄(すきがら)雄一さん。

 今年2月。鋤柄さんの養豚場で、愛知県ではじめて豚コレラの感染が確認。飼育していた全て、6000頭近いブタの殺処分を余儀なくされました。

「豚コレラが発生して次の日から機械的に(ブタを)殺す作業が行われるから、かわいそうだとか浸っている時間がなかった」(トヨタファーム 鋤柄雄一さん)

 

 

 収入源がなくなったことで、さらに辛い決断もしなくてはなりませんでした。

「豊田の養豚場にスタッフが12~13人いたんですけど、2~3人減らした」(トヨタファーム 鋤柄雄一さん)

 従業員の解雇です。

 殺処分が終わってから5か月。今は100頭の豚を飼育。

「順調に子ブタが生まれて、おっぱい飲んでます」(トヨタファーム 鋤柄雄一さん)

 今年、7月に8頭の母豚を仕入れたところから、再出発しました。年明けには出荷も再開できそうだということです。

 

 

感染ゼロでも殺処分 密集する養豚場

 一方、愛知県田原市の養豚農家・瓜生陽一さんは、飼育していた全ての豚を殺処分しました。

「半分はしょうがないと思っていました」(瓜生陽一さん)

 実は、瓜生さんの養豚場には豚コレラに感染したブタは一頭もいませんでした。それでも全頭殺処分したワケは、瓜生さんの養豚場がある町内には16軒の養豚場が密集。その中の1軒で豚コレラが発生。感染拡大を防ぐため、16軒全てで殺処分の措置がとられたのです。

 それから7か月後、再びブタを仕入れ仕事を再開しています。

「やっとこれで再開の第一歩が踏み出せた」(瓜生陽一さん)

 

 

感染防げるか 新養豚場を建設

 豚コレラのさらなる被害をどうすれば防げるのでしょうか。岐阜県白川村では新たな養豚場の建設が進んでいました。

 

 

「こうして引くと上のタンクのふたがひらきます。ここはパスボックスといいまして、紫外線の殺菌灯がついている」(岐阜県養豚協会 吉野毅会長)

 外部からの菌の侵入を徹底的に防ぐ設備を備えた養豚場。人が立ち入る場合、手荷物の殺菌だけでなく、シャワー室を通らないと事務所にすら入れない構造です。

 

 

 来年春に完成予定のこの養豚場が、豚コレラを防ぐ切り札となるのでしょうか?

 豚コレラの発生から1年。岐阜県では、これまでに県内の豚の半数以上が殺処分されています。

「岐阜県は壊滅状態になってしまった。本当に悔しくて残念です。一日も早く正常な状態に岐阜県養豚を戻していきたい」(岐阜県養豚協会 吉野毅会長)

 

 

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