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オリンピック出場のポーランド代表カヌー選手団に選んでほしい 岐阜・恵那市の事前キャンプ地誘致、成功なるか

報道局
岐阜特集 2019/9/18 14:00

 岐阜県恵那市にある「笠置峡(かさぎきょう)」。地元の人が「何もない」と話す笠置峡ですが、実は今、かつてないほど活気づいています。そのワケとは…?

 

 9月12日。恵那市役所の玄関に集まった、大勢の人の手には、ポーランドの国旗。

 やって来たのはポーランドカヌー連盟のタデウス会長と、コーチのマチェイさんです。

 恵那市をあげての大歓迎。その理由はというと。

「きっと、みなさまにも気に入っていただけるものと確信しています。恵那市をよく知っていただき、ぜひ事前キャンプ地として契約できることを楽しみにしております」(恵那市 小坂喬峰 市長)

「私たちのカヌーチームは、リオでもロンドンでもメダルを取ってきました」(ポーランドカヌー連盟 マチェイ コーチ)

「素晴らしい環境で選手がトレーニングできたら、きっと東京オリンピックでもメダルが取れると思います」(ポーランドカヌー連盟 タデウス 会長)

 東京オリンピックに参加するカヌーの強豪国ポーランドが、事前キャンプ地の候補として恵那市の笠置峡に視察に来たのです。

 東京オリンピック・パラリンピック事前キャンプ地 恵那市誘致協議会の推進委員長、阿部伸一郎さん。

 コミュニケーションがうまく取れるように、ポーランド語のメモを用意していました。

「ありがとうとか、どういたしましてとか、グッドは“ドブジェ”とか、最近覚えました」(阿部伸一郎さん)

 

 恵那といえば恵那峡が有名ですが、笠置峡という地名はあまり知られていないのではないでしょうか。そこにわざわざポーランドからオリンピック選手が来るとは、どういうことなのでしょうか。

 もともとカヌーとは縁のなかった笠置峡。しかし10年ほど前、恵那高校ボート部のOBがここで練習をしたところ、ボートやカヌーを練習する際の条件がそろっていることが分かったのです。

「両面に山が切り立っており、そのおかげで全く風がない。そして7キロ連続して漕ぐことができたり、知る人ぞ知る日本屈指の練習場として、名前が出てきていた」(阿部伸一郎さん)

 笠置峡は恵那峡の下流、笠置ダム周辺の木曽川流域。コースの全長は約7キロです。

 川の流れもゆるやかで、ボートやカヌーの練習の妨げとなる波がありません。さらに両脇が渓谷のため風もなく、障害物となる橋の橋脚もありません。

 

 去年、ヨーロッパまで行き、PR活動を行った事前キャンプの誘致。ポーランドカヌー連盟の視察はうまくいくのでしょうか。

 まずは候補のホテル「かんぽの宿 恵那」に到着です。

 来日する選手団は20人以上。2~3週間の滞在となります。用意していたのはベッドのある洋室です。

「ノープロブレム(問題ない)、グレイト!(素晴らしい)」(マチェイコーチ)

 気に入ってもらえました。

 念のために畳の和室も見てもらいます。すると…。

「ドブジェ(いいね)!ドブジェ(いいね)!」(タデウス会長)

 和室も気に入った様子ですが、ある問題が。

「(和室には)シャワーがありません」(ホテルの担当者)
「恵那峡の水を浴びるから大丈夫だよ」(タデウス会長)

 

 しかし、マチェイコーチには気になることがありました。

「選手は4~5人ずつ4つのグループに分かれていて、それぞれの練習時間が違います。各グループが使えるバスはありますか?」(マチェイコーチ)

「問題ないです。専用のバスを出しますから大丈夫です」(恵那市職員)

 恵那市は万全の協力態勢。視察は順調に進んでいます。

 

 そしていよいよメインの笠置峡へ。

 もともと何もなかったこの場所。練習場としての整備はこれからです。バルセロナやアトランタオリンピックにボート競技で出場経験がある恵那市誘致協議会の顧問・岩畔道徳さんもが現場の説明をします。

「ここ今は何もないんですけど、ポンツーン(桟橋)を置きますし、大きなテントをいっぱい張って、カヌーを格納いただきます」(恵那市誘致協議会の顧問・岩畔道徳さん)

 そして、会長とコーチはボートに乗り、メインのオリンピックと同じ距離、1000メートルの練習コースを作る場所へ向かいます。

「この場所はとってもいいよ」(マチェイコーチ)

 笠置狭の環境も気に入った様子。

 

 しかし、タデウス会長には気になることが。

「スタートシステムを知っていますか?」(タデウス会長)
「スタートシステムについては恵那市と話してみます」(恵那市誘致協議会の顧問・岩畔道徳さん)

 練習場にはスタートシステムという装置がどうしても必要だといいます。早速、岸に戻り協議会のメンバーに報告です。

「1機だけでいいから、どうしても必要なので、スタートシステムだけは設置してほしいと」(恵那市誘致協議会の顧問・岩畔道徳さん)

 恵那市はすぐに手配を始めました。

「メダル獲得には恵那市のサポートがないと。ここで練習ができたら少なくとも3個はメダルが 取れそうです。もちろん金メダルもね」(タデウス会長)

 

 恵那は会長の御眼鏡にかない、無事に事前キャンプ地に選ばれました。

 恵那市はこの取り組みを成功させ、将来はウォータースポーツの街として盛り上がることを期待しています。

「ポーランドをみんなで勉強して、どういうことをしたら喜ばれるか、どういうことをしたら選手のみなさんが気持ちよくオリンピックに参加できるか、そんなことを考えて、市民総出で取り組みたい」(恵那市 小坂喬峰 市長)

「(私たちが)最善を尽くして、彼らに銀や銅ではなく、金メダルを取っていただきたい」(阿部伸一郎さん)

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