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「名古屋立てこもり爆発事件」 死傷者44人 16年前に生死の境をさまよった元捜査一課警部の思い

報道局
愛知特集 2019/9/19 15:51

 名古屋市東区大曽根のビルで16年前に起きた「名古屋立てこもり爆発事件」。44人が死傷した現場で、ガソリン爆発に巻き込まれ、自らも生死の境をさまよった元捜査一課の警部。当時の緊迫した状況と無事に解決に導けなかった無念の思いを明かしました。

  今から16年前の2003年9月16日に東区・大曽根で発生した「名古屋立てこもり爆発事件」。

 この事件を忘れることができない人がいました。最前線で犯人と交渉していた、当時、愛知県警捜査一課警部だった小西靖之さん。

「今となってもいい案が浮かぶということもないですけど、他にやる手はなかったのかなと、いつも思いますね」(小西靖之さん)

 

 2003年9月16日午前10時、会社に恨みを持った男が名古屋市東区大曽根のビルにガソリンをまき、8人を人質に取って立てこもりました。

 爆発直前、現場のひとつ下の階に設置された指揮本部。

■当時のビル内の映像より

「ガソリンを今まいている状況。火を付けようと思ったら付けられる状況」(当時の小西靖之さん)

 そこには、当時の小西さんの姿がありました。

「中の方は厳しい状況だった。かなりきついガソリン臭。頭がどんどん痛くなってきて、頭がふらーってする」(小西靖之さん)

 緊迫した現場で、交渉が続きます。

■当時のビル内の映像より

「カチャって火を付けようものなら、爆発的に火が付いてしまうの。灯油と違って徐々に火が付くわけじゃないの。あなたが火だるまになっちゃうの」(当時の小西靖之さん)

 小西さんによると、犯人の男は出入り口に机などでバリケードを張り、中には突入できない状況でした。

 しかし、扉を少しだけ開けることができ、中を見ると男はボウガン銃を小西さんの方に向けていたといいます。

Q.犯人の顔とか表情とか見えたか
「見えました。覚悟を決めた犯人だったので、顔はこわばって緊張していた。(声をかけても)ほとんど返事をしない。返事をしないということは、説得が厳しくなるという状況」(小西靖之さん)

 

 その後、事態が動きました。

■当時の映像より

「現在人質がすべて解放された模様です」

 捜査本部には安どの声が。しかし実は人質が一人残っていると分かり、小西さんは現場へと急行。

「出入り口のところに、パッとオレンジ色の光が光った感じがした」(小西靖之さん)

 そして、爆発。

 小西さんは爆発に飲み込まれました。

「記憶の中に少しあるのは、意識が遠ざかっていく中で、自分の子どもの名前を呼んだ記憶が少しあるだけ」(小西靖之さん)

 この爆発で、犯人の男と人質の男性、捜査員1人のあわせて3人が死亡。消防隊員ら41人が重軽傷。小西さんも意識不明の状態が続き、生死の境をさまよいました。

 

 今回、我々は小西さんとともに現場のビルに向かうことができました。現場を目の前にして思うことは。

「当時40数人の方が死傷したとは、現在のきれいな現場からは考えられないかもしれないけど、私としては複雑な気持ちを抱く現場だと思います。いろいろと思いは今もありますけど、結論はなかなか出てこない」(小西靖之さん)

「名古屋立てこもり爆発事件」 死傷者40数人 16年前に生死の境をさまよった元捜査一課警部の思い

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