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「増税ニモマケズ30年」税務署から同情される駄菓子店 子どもたちの笑顔のために 愛知・岩倉市

報道局
愛知特集 2019/9/23 11:19

 度重なる消費増税の影響が子どもたちに人気の駄菓子店を直撃。子どもたちの笑顔のため30年間涙ぐましい努力を続けてきましたが、ついに限界か?

 愛知県岩倉市の五条川のほとりにある駄菓子店「マルヒデ商店」。

 午後4時を過ぎると、学校から帰ってきた子どもたちでにぎわいます。お小遣いの入ったお財布を握りしめて、思い思いに買い物を楽しみます。

 お菓子は、安いものでは5円から。ざっと300種類。お菓子やちょっとしたおもちゃまでお小遣いで買えるものばかり。

 子どもたちにとってこの店は、お金について勉強する場にもなっています。

 子どもたちとやりとりするのは、金子由美子さんです。

「おばちゃん、まだ消費税アップしていないよね」(子ども)
「まだ。10月からだね」(マルヒデ商店 金子由美子さん)

 10月の消費増税。お菓子の税率は軽減税率の対象で8%のままのはずですが、一部の商品は軽減税率の対象外で10%に。

 また、子どもたちに人気のインスタントラーメン。今回の増税では“持ち帰りは8%”と“店内飲食は10%”と税率が異なります。

「あのさ(店の)中で食べると10%だって」(マルヒデ商店 代表 金子さん)
「えー、なんで」(子ども)

「10月から、みんなはどう思う?」(マルヒデ商店 金子さん)
「外で食べればいいじゃん」(子ども)
「かわいそうじゃんね」(マルヒデ商店 金子さん)

Q.増税、どう思う?
「おかしいと思う」(子ども)
「同じ食べ物なのに税金が変わったら、前のほうが良かったと思ってしまう」(子ども)

 

 10月以降の対応について金子由美子さんは。

「しばらくはこのままでいく。ずっと(税金を)もらってない。みんなうちのほうで(税金を)負担しています」(マルヒデ商店 金子さん)

 実はこのお店、3%の消費税が導入された30年前から消費税はもらわず店が負担してきました。

 そうしたこともあり、売り上げは30年前に比べ3分の1、増税のたびに配送費なども上がり、利益は少なくなる一方です。

 

 そのため、本来、業者に頼むお菓子の袋詰めも…。

「経費もかけられないから、自分たちでやるしかない。夜遅くまで」(マルヒデ商店 金子さん)

 また、店内の冷蔵庫は20年以上買い替えず、冷凍庫にはファンを取り付け、冷風機も地下水を利用。電気代を1円でも安くするための涙ぐましい努力をしています。

 

 経理を担当する息子の大助さんは。

「薄利すぎて、税務署にも同情されるときがあります。薄すぎるみたいですね、利幅が」(マルヒデ商店 金子大助さん)

 このお店では小売りのほかに卸の仕事もしているため、なんとか経営はできているといいます。

「今も苦しいですよ。(すべてが)10%になったら多少値段をあげないと、仕入れにも10%がかかってくる。何もかもが上がってくるから、その時は上げるかもしれませんね」(マルヒデ商店 金子さん)

 30年頑張ってきましたが、上がり続ける消費税にそろそろ限界を感じている金子由美子さん。子どもたちの居場所を守り続けるのは大変です。

「増税ニモマケズ30年」税務署から同情される駄菓子店 子どもたちの笑顔のために 愛知・岩倉市

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