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甘くておいしい「ワタリガニ」豊漁 お値打ちコース料理も人気 愛知・豊浜漁港

報道局
愛知特集 2019/10/22 13:26

 

 今が旬の「ワタリガニ」。愛知県の「豊浜漁港」では水揚げのピークを過ぎても、すごい勢いでとれています。

 そのワケとは?

 

 愛知県南知多町の「豊浜漁港」では、漁から帰ってきた船が水揚げ真っ只中です。

 

 

「大漁の方かな。今年は多いな」
「(カニ)やろか?」(漁師)

 

 

 次から次へと揚がるワタリガニは、9月末が水揚げのピークですが…

「例年にない。いつもこんなにないもん。ことしは1か月半くらいカニばっかり」(漁港の人)

 ピークを過ぎても1回の漁で約400匹ものワタリガニが水揚げされるほど、今年はワタリガニが豊漁。愛知県水産試験場によると、漁獲量は過去3年間の平均と比べてなんと約5倍近くだといいます。

 

 

 ワタリガニがとれまくり、なかには変わりものも発見。

「青いカニいますね。こんなのいるんですか?よくとれるんですか?」(記者)
「いや何匹もはとれんね。珍しい」(漁師)

 

 

 愛知県水産試験場によると、青色のカニは「台湾ガザミ」というワタリガニの特徴なんだそうで、トゲが3本あります。

 

 

 しかし、ここ豊浜漁港で揚がる青色のカニのとげは4本。青色であっても台湾ガザミではなく、ノーマルのワタリガニだというんです。

 

 

 去年は少なかったワタリガニ。一体なぜ今年は豊漁なのでしょうか?漁場環境研究部の蒲原聡さんに話を伺いました。

「夏の降雨の影響で、酸素を多く含んだ太平洋側の底の水が海底を通って伊勢湾の奥まで流れ込んできた。伊勢湾の北東部の(海中の)酸素環境が良くなって、ワタリガニが生息できる状況があった」(漁場環境研究部 蒲原聡さん)

 夏に降った雨により、酸素が多く溶け込んだ海水が流れ込んできたことで、県が放流した稚ガニが成育しやすい環境になったのではといいます。

 このうれしい豊漁を受け、地元の飲食店では大量に仕入れて、特別メニューを用意していました。

 単品だと2000円で提供されるワタリガニは、コースにしてもなんと2800円。800円の差額でコースにできちゃうほどお得なんです。

 

 

「ここ数年にないくらいたくさん豊漁で、お値打ちに出してる」(まるは食堂旅館 南知多豊浜本店 坂野益也支配人)

 3年ぶりに登場したこのお値打ちなコース。平日でも1日に80食以上出るほど好評だといいます。

「甘くておいしいです。お値打ちですね」(カニを食べた客)

 味も濃くておいしいとのこと。今後も豊漁を祈るばかりです。

 

甘くておいしい「ワタリガニ」豊漁 お値打ちコース料理も人気 愛知・豊浜漁港

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