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「闘球」と戦争 経験者の94歳男性 スポーツのラグビーに平和への願い

報道局
愛知三重岐阜特集 2019/10/23 14:00

 

 「闘球」。この漢字が示すスポーツなんだと思いますか?街の人に聞いてみました。

 

「闘球だから…サッカー?卓球?」(70代女性)
「野球かと思ったけど…闘う球ですか?わからないです」(40代女性)
「ラグビー?今やっているからね、これ(闘)がそうでしょう」(60代男性)
「ラグビー。高校の時にラグビー部のマネージャーをやっていて、ユニホームにがっつり書いてあったので」(20代女性)

「闘球」とはラグビーのこと。ラグビーワールドカップで日本代表は大躍進。今やラグビーは社会現象になりました。

 

「闘球」と戦争 平和への願い

 実は、この闘球にはある歴史が。今から約75年前に起きた、「太平洋戦争」。

 


 当時、海軍がパイロットを育てるために行った、いわゆる“予科練(よかれん)”。その訓練のひとつとして取り入れられていたのが「闘球」だったといいます。

 予科練平和記念館の豊崎尚也さんに話を伺いました。

「現在のラグビーよりも攻撃的な、敵を撃滅する攻撃型の球技。ボールを持っている人を爆撃機と見立てて、それ以外の隊員を、これを守る戦闘機に見立てて、相手陣地に突き進んでいくような」(予科練平和記念館 豊崎尚也さん)

 

 

 現在のラグビーよりも攻撃的でけが人が続出したという闘球。

 今回、盛り上がりを見せるラグビーを特別な思いで見つめる男性がいました。

 

 

 16歳の時に予科練に入隊し、闘球を経験した飯田一さん(94)です。昭和20年までの15年間で、約24万人の若者たちが入隊した予科練では、闘球が盛んに行われたといいます。

 


「あれは球技を鍛えるんじゃない。軍人精神を養うためにやっていた」(飯田さん)
「厳しかった?」(記者)
「毎日お尻をカシの棒でたたかれてね」(飯田さん)

 飯田さんは、電信兵として飛行機に乗り込み、沖縄戦などに参加。

 

 

 予科練からは、約2万4000人が戦地に赴き、1万9000人ほどが犠牲になりました。

「敵に突っ込んでいく精神。みんな戦争につながっていた。2度と僕は外国と戦争してはいけないと、心底思っています。戦争は勝っても負けても得るものはないです」(飯田さん)

 

 

 

 戦争の経験を胸に、これからのラグビーを見つめる飯田さん。

「(ラグビーは)どう盛り上がってほしい?」(記者)
「現状のままで良いです」(飯田さん)

 戦時中とは違い、平和に行われているラグビー。飯田さんは、平和への願いを込めてスポーツとして盛り上がりを見せるラグビーを見守っています。

 

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