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「羽毛リサイクル」の秘密 古くなったら捨てる人は損しているかも

報道局
愛知三重岐阜特集 2019/12/6 10:00

 

 寒い時期に欠かせないダウンジャケットや羽毛布団。古くなったら、どうしていますか?もしかすると、知らないうちにもったいないことをしているかも?

 

 名古屋の街では、一気に冬の装い。マフラーやダウンジャケットに身を包む人の姿が、多くみられました。

 ところでみなさん、“古くなったダウンジャケット、どうしていますか?”街の人に聞きました。

 

 

「どうしましょうねえ。置いてあるの、家に。また着られるかもわからないんで、痩せると」(女性)
「何かこっから(表面)毛が出るようになったら、捨てますけど」(男性)
「タンスの中に隠れています」(女性)
「捨てます」(女性)
「すぐ捨てるんです、この人は!」(女性の友人)

 捨てるなんて、とてももったいないことなのです。

 実は、今ある取り組みが進められていました。

 三重県明和町の羽毛メーカー「河田フェザー」。こちらでは、押し入れに眠ったままの羽毛布団やダウンジャケットを回収しています。

 

 

「(古いダウンジャケットを)可燃ごみで出さないように、これは有効な“循環資源”であるということを理解していただいて」(河田フェザー 黒田健さん)

 この会社に1年間で集まる羽毛布団は約60トン。掛け布団にすると約5万枚になる量だといいます。

 

 

 実は、布団としては古くなっても中身の羽毛は再利用できます。

 再利用の手順を見せていただきました。

 運び込まれてきた布団から、まず羽毛を取り出します。古い布団から出てくる羽毛は、一見きれいに見えますが…。

「この中には、ほこりと羽根とそれから垢(あか)が(入っている)」(黒田さん)

 

 

 まずは持ち込まれた羽毛から細かいごみを取り除きます。垢(あか)やホコリをしっかりと落とすために洗浄。洗濯機の中では、温水と洗剤を使って2度洗いします。

 

 

 洗濯した後、乾燥させた羽毛を最後に待ち構えるのが大きなガラス張り“選別エリア”。風の力を利用して羽毛をより分ける装置だそうで、ガラス越しに羽毛が舞っているのが見えます。

 

 

 軽くて大きい質の良い羽毛ほど、遠くまで飛ぶそうです。実は、この質の良い羽毛には驚きの事実が。

「羽毛がリサイクルできる。100年、200年使えることを知ってもらいたい」(河田フェザー 河田敏勝社長)

 

 

 質の良い羽毛は、100年以上も使えるというのです。

 ここまでの行程で約6時間。きれいになった羽毛を見比べると、その違いは一目瞭然。

「きれいに洗った羽毛は、有名なアパレルブランドで再生の羽毛で販売しています」(黒田さん)

 

 

 さらに、意外な役立て方も…。

「募金として(三重県内の)町に返します。そして地域福祉に使われます」(黒田さん)

 

 

 羽毛布団の回収は、募金活動団体が行います。集まった羽毛布団を河田フェザーなどが買い取ることで支払われたお金が募金団体に寄付されるという仕組み。募金のお金は、子どもたちの教育や福祉に充てられるということです。

 

 さまざまな支援にも貢献することができる“羽毛のリサイクル”。今後も広がりを見せていきそうです。

 

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