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【新型コロナウイルス】東海3県への影響
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「福よせ雛」初挑戦の町 新型コロナ影響で一時中止も…「早く普通の生活を」願い込め展示 岐阜・御嵩町

報道局
岐阜特集 2020/3/27 13:07

 「早く普通の生活を取り戻したい――」そんな願いをひな人形に込めた、ある町のお話です。

 

 約10年前、不要になったひな人形に活躍の場を与えようと名古屋で始まった「福よせ雛」というイベント。

 家庭に眠るひな人形を集め、クスッと笑える姿に変身させ、笑顔と福を呼ぶのが目的です。

 作っているのは、吉野孝子さんを中心とした女性グループ。

 使われなくなったひな人形を触ったとき、顔や手足が自由に動くことを知り、福よせ雛を始めたといいます。

 今では国内・海外の20以上の会場で展示されるほど広がり、今年は岐阜県の御嵩町(みたけちょう)が初めて参加することになりました。

 御嵩町から吉野さんにラブコールを送ったのは、地元で理髪店を営む井口和広さん。

「この街道沿いが中山道なんですが、見てもらうように、人が歩いていない状態。にぎわいを戻したい」(御嵩町福よせ雛実行委員会 井口和広さん)

 福よせ雛の魅力で、再び町ににぎわいを取り戻せないか。去年10月、井口さんは名古屋市の吉野さんのもとに、ひな人形を引き取りに来ました。

「こういう若い人がやりたいというのは、おばさんとしては応援したい。」(福よせ雛プロジェクト 代表 吉野さん)

 吉野さんの思いを受け取り、ひな人形は岐阜県御嵩町へと向かいます。

 

 井口さんは、ひな人形を保管する空き家まで借りていました。しかし…。

「どれがお内裏様とか、まだ分かってない…」(御嵩町福よせ雛実行委員会 井口さん)

「ここは?」(記者)
「ここは三人囃子(ばやし)?」(井口さん)
「三人囃子?」(記者)
「三人囃子じゃなかった?五人!五人!」(井口さん)

 

 そして2月、いよいよ飾り付けの日が来ました。

 約1000体のひな人形に、小道具を持たせメイン会場に飾っていきます。人形が地元の御嵩町のことを勉強しているという設定です。

 井口さん、ひな人形の種類もようやく覚えたようで…

「これは?」(記者)
「これは五人囃子…です」(井口さん)
「これはどうですか」(記者)
「これは仕丁。一番下の方におる。雑用係です。ボクみたいなもんです」(井口さん)

 

 展示をする郷土資料館は、かなり広いスペース。吉野さんは次々とひな人形を飾っていきます。つまようじを使った鉛筆の小道具や、江戸時代から残る建物を活かした演出など、細かな作りこみの数々が。

 しかし本番を前に、予想だにしない事態が。新型コロナウイルスの影響で、展示を中止せざるを得なくなってしまったのです。

 1年の準備が水の泡に…と諦めかけていた井口さん。しかし、換気や衛生対策を万全にすることでなんとか再開することができました。

「本当によかった。1年間の苦労が報われます」(御嵩町福よせ雛実行委員会 井口さん)

 早く普通の生活を取り戻せますように――「福よせ雛」に新たな願いも表現されています。

※新型コロナウイルスの状況により、御嵩町内の展示が中止・延期となる場合があります。詳細は福よせ雛プロジェクトHP等でご確認ください。

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