2019年09月03日 21時59分
東京都青梅市にある青梅鉄道公園。8月31日に行ってきました。
青梅鉄道公園は1962年のオープンで、規模は小さいものの長い歴史のある鉄道“博物館”の走りのような施設です。私の世代では恐らく多くの方が一度は行っているのではと思われるほどメジャーな存在なのですが、私の場合は実は今回が初の訪問。
学生時代には東京に住んでいたにも関わらず、、、です。
今回の初訪問のきっかけは青梅鉄道公園が発表したプレスリリース『110形蒸気機関車の展示終了 当園展示の110形蒸気機関車は、開園以来、多くのご来園の皆様に親しまれて参りましたが、本年8月31日をもちまして当園での展示を終了することとなりました。…以下略。』が、鉄道情報を扱うインターネットのサイトで紹介されたことによります。
東京に出かける用事が無ければ多分、行くことは無かったでしょう。ところがラッキーなことに8月30日にインターネットラジオVoicyの収録があったので、展示最終日の8月31日は東京にいる!
こんな千載一遇のチャンスはあり得ない。これは行かねばなるまいとばかりに出かけました。
日本の鉄道開業時に新橋 ~横浜間を走った10両の機関車のうちの1両で「鉄道記念物」に指定されており、ご覧のようにカットモデルの状態で静態保存されていました。
ところで東京にたまたまいたとしても、青梅まで来ることにした原動力は何だったでしょう?それは日本の鉄道の出発点に立っていた蒸気機関車の今後の動向が発表されていなかったことによります。
その後に聞いた話では「修理をする」とのことでしたので、恐らくカットモデルの部分を以前の姿に戻すのであろうと推察し、少しホッとしました。唯再度公開するなどの情報は全くなく、まあ今後のお楽しみと言ったところでしょうか。