2019年09月11日 17時19分

ロマンチック街道の旅(12)古都アウクスブルク。

紀元前からその歴史が始まったアウクスブルク。ロマンチック街道をじっくり訪ねる旅でなければそうした歴史に触れることは無かったかもしれません。

アウクスブルクは交通の要衝でもあり、アウクスブルク中央駅に近い跨線橋にたてば、出入りする列車を見ているだけで時間が過ぎていきます。

駅前が工事中のアウクスブルク中央駅。私にとって2度目の訪問です。最初に来た時(仕事・1991年)は、実はミュンヘンのホテルに泊まりたくて、旅行社に手配を依頼したのですが、見本市開催中のため予算内で泊まれるホテルがなく、結局旅行社をばらし、止むを得ずこの町に自力で宿泊したのです。
駅のインフォメーションで紹介されたのは駅から歩いて10分ほどのホテル。非常に印象に残ったホテルで、何故かと言えばアパートの一室のような部屋で、「ような」というよりそのままアパートで、広いキッチンと別部屋の寝室がありました。

当時はホテルのフロントで英語が通じず、察するに「朝食を食べるかどうか?」を聞かれた気がしたので、茶わんを持って箸でご飯を食べるジェスチャーをしたら、相手はうなずき、翌日無事朝食を頂いたのですが、そもそも何でそんな仕草をして、何故それが通じたかは永遠の謎です。(笑)

トラムの走る町、アウクスブルク。
アウクスブルク中央駅からトラムで1駅。Königsplatz ケーニヒスプラッツはこの町の交通の結節点。
トラムとバスが同じプラットフォームで乗り換えられ、その利便性は推して知るべしですね。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!