2019年09月17日 12時13分

ヘレンキームゼー城 (Schloss Herrenchiemsee)に向かうChiemsee-Bahn(キームゼーバーン)。

ヘレンキームゼー城は、ルートヴィヒ2世がベルサイユ宮殿を模して作った城とのことで、贅を極めていると言って過言ではありません。しかも部分的には大本のベルサイユ宮殿を凌いでいるそうです。

そのヘレンキームゼー城はキーム湖に浮かび島にあり、こうして船で渡ることになります。そして船着き場とドイツ鉄道の駅との間1.91キロを軌間1000mmの鉄道Chiemsee-Bahn(キームゼーバーン)が結んでいます。

この可愛いディーゼル機関車、、、と言いたいところなのですが、本当ならばここで蒸気機関車が牽く列車に乗るはずでした。

乗車券にも蒸気機関車がいます。(実際に走っている蒸気機関車とはデザインがちょっと違いますが…)

今回のディーゼル機関車による運転は、恐らく平日だったのでこうした運用になっていたと思っています。週末だったら話は変わったのかも知れません。

駅で待っていてこの顔が見えた時の私の気持ちをお察し下さい。ただ必ずしも蒸気機関車とは限らないとウェブサイト上での情報にあったので、ヘレンキームゼー城を出汁(だし)にした私の邪(よこしま)な気持ちが災いしたのかも知れません。

気を取り直して撮影タイム。同行者あらばこそのショット。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!