2019年09月28日 19時47分
どんと大きく写っているのはJR関西本線の木曽川橋梁で、この画面で左に小さく見えるのが現在の近鉄名古屋線木曽川橋梁です。
そのJR関西本線のすぐ北側に、鉄橋と並行して杭が縦に並んでいます。これが近鉄名古屋線が狭軌の時代の鉄橋の遺構で、橋桁、橋脚は撤去されていますが、水中に橋台(ケーソン?)部分が残っており、船がそれを引っ掛けないようにこうして目印があるのだそうです。
ところで今回の廃線跡散策で思わず私の心にヒットしたのは、廃線跡ではなくこの写っている道路そのもの。まずは左下のコンクリートの指標に注目。
近鉄のマーク入り。
道路の中にも「近鉄」+「↑」の埋め込みあり。
この道路は何と近鉄さんの所有とのことで、この埋め込み部分が近鉄の所有とそれ以外の方による所有の境界線とのことでした。いわゆる私道ですね。保守管理は弥富市が行っているとのことでしたが、まあそうしたことはあり得るわけではあるものの驚きの発見。でも教えてもらわないと気付くことは無かったでしょう。