2019年10月11日 23時12分

わたらせ渓谷鐡道、廃線跡を歩こう(7)出川橋梁と足尾本山駅。

廃線跡のクライマックス、精錬所に入っていくための出川橋梁。

2度と開くことはないであろう足尾本山駅の門扉(もんぴ)。廃線跡巡りの旅だからこそ出会えた光景。産業遺産として価値ある歴史の生き証人だと思うのは私だけだろうか?

急勾配を駆け上がって来た列車は、最後の最後まで勾配を上って行く。これにて廃線跡巡りは終了。手の入っていない廃線跡をこれほど歩くとは思っていなかったので、満足度100%。そしてその先に…。

国の重要文化財/古河橋。鉄道橋ではなく、道路橋です。

板張りの橋。

今は煙を吐くことのない煙突。精錬所が動きを止めて久しいとのことですが、建物はそのまま残されています。

明日は台風襲来。私は一日、家に籠る予定。大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!