2019年10月29日 23時08分

JR鶴見線散歩(2)大都会の片隅を行く。

鶴見駅11:00の浜川崎行きに乗車。

弁天橋~浅野間。昔、地理の授業で習った「京浜工業地帯」という言葉を思い出していました。がその直前、鶴見を出て鶴見小野辺りまでは住宅街を走り、土曜日であっても乗客はそれなりに多いことを知りました。

浅野駅。右方向に海芝浦支線を分岐します。

ところで私は1976年(昭和51年)9月20日にこの鶴見線を全線乗っていますが、今こうしてこの記事を書きながら、その時の記憶を辿っています。電車以外にも本当は何か劇的に変わっているものがあるのかも知れませんが、パッと見には昔のままの様な気がする。

タキが集う安善駅。

とても首都圏の大都市、川崎市内とは思えないローカルっぷり。

(架線柱に)「のぼるのはやめましょう!」という標識。架線柱に貼ってあるのは記憶になかったので撮影。

終点浜川崎到着。

味のある木造の屋根。大学生の時には気付くことも見ることも無かった風景を、会社人生を卒業した人間が、どこか自らの人生と重ね合わせて見ている。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!