2019年11月10日 23時25分

タイの鉄道(5)メークロンへの道はウォンウィエンヤイ駅から。

昨日UPしたメークロン駅までの道のりを今日から紹介します。

11月1日(金)は朝5時半起床。朝食付きのホテルなのにそれに手を出さず、6時過ぎにホテル発。向かうはタイ国鉄メークロン線/Maeklong(マハチャイ線/Maha Chai)の起点ウォンウィエンヤイ駅/Wongwian Yai。乗る予定の列車は7時40分発なので、駅には30分前には到着と踏んでいました。

バンコクMRTフアランボーン駅/Hua Lamphong Stationの案内表示。時刻表はありませんが、右縦列の真ん中に次の列車までの待ち時間の表示があり、今回の場合は6時20分の4分後に電車の到着です。

で、2駅目のシーロム駅で下車。ここでBTS(Bangkok Mass Transit System)シーロム線に乗換え。

乗換駅にもかかわらず鉄道事業者が異なることから駅は隣接しておらず結構歩かされます。当然の事ながら駅名も違います。

朝6時半にして既にバンコク名物とも言える渋滞のきざし。さて辿り着いたBTSサラデーン駅/Sala DaengからBTSに乗車し、BTSのウォンウィエンヤイ駅/Wongwian Yaiを目指します。BTSのウォンウィエンヤイ駅は国鉄のウォンウィエンヤイとはかなり離れており、決して隣接していません。

6:48に下車。

BTSの線路。第3軌条の高架鉄道で、ダイヤは分かりませんが感覚的には待たずに乗れる感じです。

少しピントが甘く申し訳ありませんが、駅頭にエリアマップがあり、それを見れば国鉄の同名駅の場所は一目瞭然で、スマホの地図ソフトを立ち上げるまでもありませんでした。

2019年11月09日 22時36分

タイの鉄道(4)メークロン線に行ってみた。

タイの鉄道の名所と言えば「メークロン線」。

国鉄メークロン線の現役の列車が走る線路を覆うように市場が形成されており、これが有名になって今や世界から観光客が来るタイきっての観光地となっています。

先頭車の乗務員室は、終点のメークロン駅/メークロン市場が近づくと乗車中の観光客に開放してくれ、こんな写真を私は撮っていました。

正面の人垣の向こう側が終点なのですが、一体いつ辿り着けるのでしょうか?そもそもここに到着するまでに何度も停車しています。

凄いでしょ!この光景は、列車の通過を撮影しているより、車内から撮影している方が圧倒的に面白かったです。

列車通過時はこんな感じ。

2019年11月08日 22時27分

タイの鉄道(3)泊まったホテル。

たまに知人から、「海外ではどんなホテルに泊まっているの?」とか聞かれるのですが、鉄活の場合は出来る限り安くあげたいとは思うものの、第一条件はドミトリーのような相部屋は避け基本シングルです。知人がいる場合でやむを得ない場合、例えばシングルがないもしくは費用対効果でツインが極端にお値打ちの場合を除けばツインに泊まることはありません。理由は私のいびき。

今回は国鉄のバンコク中央駅/クルンテープ駅にほど近い夜景がカラフルなホテルを予約しました。1泊朝食付でおよぞ3500円。今までのホテルでは最安の部類で、安宿にありがちな窓がない、お湯が出ない、タオルがない、アメニティーがない、、、何かとないない尽くしではありませんでした。まずは窓&ベランダあり、熱いお湯はちゃんと出る(アジアでは水シャワーもあり得ます)、バスタオル常備、歯ブラシあり、そして驚きの「ペットボトルの水」付きで実に快適でした。まあ建物は古いですが室内の掃除も行き届いてOK。

日本のホテルでは見かけない何の仕切りもないバスルーム。恐らくどうやってシャワーを使うのだろうと言う事になりますが、体を洗えば勿論便器も床もビショビショになります。

ということでサンダル常備。以前、同タイプのバスルームでありながらサンダルがないホテルに泊まったこともあり、その時は難渋した覚えがあります。

7階の部屋から見た風景。

朝食はビュッフェスタイル。種類はまずまず揃っており、朝から満足。

某観光ガイドブックで安宿の分類に入っているホテルでしたが、何となくバンコクの宿泊施設のレベルが垣間見えた気がしました。

2019年11月07日 18時27分

タイの鉄道(2)MRTが開業したのでバンコク市内観光。

今回のバンコク鉄旅ついでの観光。
行って知ったのですが、バンコクの地下鉄であるMRTブルーラインのフアランポーン ~ラックソーン間が9月29日に 延長開業し、有名観光地へのアプローチが簡単になっていました。ということで普段の行動ではあまりない市内観光もついしてしまいした。

MRTに乗るにはコイン型のプラスチック製チケット「トークン」を使うのですが、今回私はICカードを購入し使っています。自動券売機の画面と毎度毎度格闘するのは結構難儀なので、まあ合理的な選択。

まずはサナームチャイ駅/Sanam Chai/ สถานีสนามไชยで下車し、
●ワット・ポー(涅槃仏で有名)
●王宮(ワット・プラケオ)

を観光。

最初にワット・ポー。

ここから王宮(ワット・プラケオ)までは歩き。直ぐ北にあるというのは地図を見れば分かるのですが、入り口が思ったより遠い。

この日は好天に恵まれ水がどんどん減っていく。

王宮に辿り着く。

船着き場から渡し船でチャオプラヤー川を渡り、ワット・アルンに向かいます。

4バーツの船の旅も良いものです。

観光写真は観光ガイドブックやネットで多く見られますので取り敢えず見たまま。

支えています。

ここからイサラパープ駅/Itsaraphap/สถานีอิสรภาพまで歩いて移動。地図検索ソフトのおかげで迷いません。因みにサナームチャイ駅の隣駅です。

続いてバーンパイ駅/Bang Phai/บางไผ่へ。

目的はインスタ映えで最近人気のスポットとなっているワット・パクナム。

美しさに感動。

しばし座って眺めている。

ここが正面。

上部には仏様がおられます。改めてここがお寺であることを実感。

この仏様は四方のそれぞれに鎮座しており、それゆえ足を向けないようにとの注意書きあり。知っていれば「えっ?そんなことを書かなきゃいけないの?」ですが残念ながらさもありなんのようでした。

他にもMRTから行ける観光地が増えたようですが、今回はパス。これから発売されるガイドブックは大きく変わると思われます。

2019年11月06日 23時24分

タイの鉄道(1)バンコクへ向かう。

この3連休を挟んで、10月31日から11月5日までタイへ行っていました。その一番の理由は、タイ国鉄/State Railway of Thailand/การรถไฟแห่งประเทศไทยのスパンブリーSuphan Buri/สุพรรณบุรี線の乗車。タイの鉄道を紹介した本、藤井伸二著「タイ鉄道散歩 改訂版」(イカロス出版)によればローカル度数100%、難易度★5つというと乗り鉄にとっては天を仰いでも誰にも救ってもらえないような路線です。

日本で言えば札沼線の浦臼~新十津川間と同じ1日一往復。ただそのダイヤは札沼線とは逆の札幌(石狩当別)発が夕方で新十津川が早朝発と考えればあとは推して知るべし。

そんな線をどうやって乗ったかですが、種明かしすれば実は貸切列車を走らせているのです。顛末はまた後日書かせてもらいますが、それがあったからこそタイに出かけることにしました。

10月31日(木)のセントレア/中部国際空港。ラグビーバージョン。

タイ航空TG645便11:00発はエアバスA350。この機種は新しい機材だけあってまだ2回の搭乗と覚えていられる段階。

早速SINGHAでタイ気分。

座席から天井を見上げればまるでイルミネーション。今どきはこんなサービス(?)もあるのですね。

シンカンセンスゴイカタイアイスならぬ美味しいアイスクリーム。日本時間で16:20頃のお出まし。航空会社によってそれぞれ機内サービスが異なるため、単純比較は出来ませんが何せ2016年にタイに来た時(ミャンマーに出かけた際の経由地)は、LCCを利用しており、こうしたおやつタイムはありませんでした。

A350のカメラ映像。バンコク/スワンナプーム空港に着陸。機体の向こうに滑走路が見えています。で、この後ですが、着陸時もそのまま録画していようとしていたのですが、着陸の衝撃でレンズがあっちゃ向いてホイとなって撃沈しました。

(今回の参考資料 順不同)

1)藤井伸二著「タイ鉄道散歩 改訂版」(イカロス出版)2017年12月10日発行

2)ウエブサイト「タイ国鉄時刻表(非公式日本版)」Copyright (C) 2010-2011, 2016-2019 moyashimon

3)著者・編集 ぱっと「東南アジア 半島鉄道時刻表」(日本鉄道研究団体連合会)2019年1月1日発行

4)「地球の歩き方」編集室「地球の歩き方 D17 タイ 2019~2020ダイヤモンド・ビック社)2019年2月20日発行

2019年11月06日 11時05分

近江鉄道のビア電(3)いつもの新幹線撮り鉄タイム。

  • 私たちにとっては2回目にして既に定番の「尼子駅」での新幹線撮り鉄タイム。

15:19、まずは1本目。

15:27。

新幹線ではありませんが季節感狙いで切り取ってみました。出来はともかく挑戦者魂。

今回も割とありきたりな感じの写真しか撮っていませんが、だいぶここの様子が分かってきましたので次回はもう少し工夫をしてみたいと思っています。

尼子駅発15;31の彦根行き電車に先を譲り、いよいよ出発。電車に戻ります。

ところでこの日、9月8日は台風15号の影響で、東海道新幹線の計画運休が発表されており、米原駅で見たこの案内表示には1時間に1本の「ひかり」が既に運転されていないことが分かります。

もっとも午後から調整に入るとは発表されていたものの最終的な時間は午前の段階では出ておらず、それでも早め帰京された方は多かったと聞いています。

2019年11月05日 10時38分

近江鉄道のビア電(2)偶然の再会。

豊郷あかねもビア電仕様?

今回は、近江牛ローストビーフサラダをオプションで付けています。

ここで皆さんにはどうでもいい話を一つ。

もともとは男6人のいつものメンバーでの集まりだったのですが、席に余裕があるとのことでその一人Aさんが知人Bさん(私は初対面)を誘い、そのBさんが友人Cさん(Aさんも初対面)を誘いました。

そのCさん、実は私とリアルでの繋がりのある知人で、恐らく1~2年ぶりの再会。彦根駅でお会いした時に自分たちのグループと知っておおビックリ。鉄道の輪というか縁を改めて実感しました。世間は狭し。因みにCさんは日本酒好きで、しかも滋賀県の地酒でお気に入りがあるのを私は知っており、なのでこの冬ははきっと地酒電車を一緒に楽しむことになりそうです。

そうこうしているうちに折り返しの八日市駅到着。

トイレで駅外に出たついでにレリーフの鑑賞。

駅ホームの備え付けの灰皿。9月15日に撤去予定と書いてあり、もう今はありません。

2019年11月04日 10時12分

近江鉄道のビア電(1)呑む前に一仕事。

今年の3月24日、私は近江鉄道の「地酒電車」に乗りました。その話は今年の3月24日~4月3日にこのブログで紹介させて頂きましたが、今回のその夏バージョン、「ビア電」です。

令和元年9月8日、今年のビア電最終運行日。

まずはJR米原駅の立ち食いそば屋さん/井筒屋で11時に早めの昼食。何せビア電の出発は彦根駅13:57。お腹を空かして乗るには何せアルコールを摂取することもあって(私にとっては)危険。ただたらふく食うと呑めない、(特選弁当が)食べられないの二重苦。このそばが丁度良い量なのです。

そして腹ごなしに伊吹山を背景に撮り鉄タイム。手前はソーラーパーネルですが、これだけの量があれば時代を映す鏡になっていると思っています。

本命は「SL北びわこ号」の回送。

呑み、食べる前の腹ごなし。近江鉄道「フジテック前」駅からは徒歩20分ほどで丁度良い運動になりました。

さてフジテック前を13:25に出発する電車で彦根駅に移動です。それにしてもSL北びわこ号の撮影は13時前には終わっており、何というナイスタイミング。

さあっ、呑むぞ!

2019年11月03日 22時38分

ローザンベリー多和田の ローザン鉄道/ミルキーウェイ

観光施設には観光鉄道を走らせているところが結構あります。

ということでここローザンベリー多和田にも「ローザン鉄道/ミルキーウェイ」が走っています。

全長約1キロなので、決して歩けない距離ではありません。でも撮影スポットは結構あります。

遊具の鉄道ですが、どうですかこのロケーション。

目の前を走る列車をチョコチョコ撮っただけの写真で、実はパートナーと園内を散歩しつつ、時々カメラを向けていました。(ということにさせて下さい)

「ひつじのショーン」の世界があるから羊がいる。のかな?

「同好」の、いや訂正して「同行」のパートナーからは「イングリッシュガーデンに誘われるとは珍しいことがあるものだと思ったが、やはりそんなことは無かった」とご納得いただいた休日の昼下がり。

2019年11月02日 22時02分

米原市のイングリッシュガーデン/ローザンベリー多和田。

滋賀県米原市にあるイングリッシュガーデン、ローザンベリー多和田。中京テレビでは「前略、大徳さん」4月21日放送のGWお出かけスポット特集の中で紹介しています。

私が出かけたのは先月の9月16日。

今年の夏は本当に暑く、なおかつ9月に入っても、これでもかという暑さが続いている最中の訪問でしたが、それでも秋が駆け足でやってきているのは至る所で感じていました。

ここのような場所へ行くことが趣味かと問われれば「そんなことはない」と答えてしまう私ですが、敢えて行くことはあまりないにしても、緑豊かな公園を歩くのは気持ちがよいものです。国内外の鉄活ついでにこうした場所でくつろぐのは心安らぐひと時です。えっ?鉄活。は、また明日。

アフタヌーンティーを楽しむ大人の時間。

日本でここだけの「ひつじのショーン」の世界も楽しい場所。

イングリッシュガーデンは大人が楽しい場所でしょうが、「ひつじのショーン」を楽しんでいるのも子どもたちより大人のような気がしました。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!