2019年12月09日 16時14分

ナムトク線(7)トゥクトゥク体験。

ところで列車に乗っていればゴミは出る。長距離列車であれば猶更です。で、ナムトク線では連結部にゴミ袋が置いてありました。これは他の列車でも見たことがあるので、タイのスタンダードの様です。またトイレの掃除ですが、この列車が遅れていたからかどうかは分かりませんが、ナムトク駅出発後に乗務されていた方が一つ一つ丁寧にされていました。

どこの国とは言いませんが清潔ではない列車内のトイレを使った経験もままあるので、今のタイの列車内は気持ち良く過ごすことが出来ます。

さて帰路のアルヒル桟道橋を過ぎ、クウェー川鉄橋を渡ったのは15時過ぎ。約30分遅れですが、この人たちはいつからここにいたのでしょう?何せこの場所で列車の通過を体感するのがここの“売り”だったりするものですから。

往路で気になった観光トロッコ列車(?)。カンチャナブリ駅の側線にいたのですが、普段使われているのでしょうか?

17:42、終点のトンブリ駅到着。何と2分遅れ。途中駅では時刻表と見比べていたのですが、遅れはどんどん回復し、正直嘘だろうと思っていた次第。26分もまきました。確かに単線区間でもLuk Kaeで交換予定の列車は相手を待たせていたし、複線区間に入ってからの飛ばしっぷりはなかなかのものでした。

引き上げていく列車を見送り。とか余裕で撮影し、旅情に浸っているうちに駅前にいたタクシー、トゥクトゥクはどんどん減っていった。

駅前に残っていたトゥクトゥクの運転手さんと料金交渉。ホテルに最寄りのクルンテープ駅までツーハンドレッドからスタートして最終的に150バーツで決着。

タイ在住の方にお聞きしたら、ほぼ地元料金だとのことでした。因みにタクシーよりもトゥクトゥクの方が料金は高目とのこと。やはり便利で小回りがきき、気軽に乗ることが出来るからでしょうか?なおここでの交渉は翻訳機は使っていません。英語で数字を並べ、以上でOKでした。

20分少々でクルンテープ駅到着。オジサンとお別れ。ちゃんと料金交渉し、その料金ピッタリのお金を持っていたことも気持ちよく乗れた理由かもしれません。

ところで…。海外でのタクシー利用で全く問題の無い国もあれば、それなりにある国もあります。もう20年近く前ですが仕事で行った某国で、往路と復路で全く同じ道を通りながら料金が違うという経験もしています。メーターが上がるスピード感が違ったので途中で気が付いたのですが、まあその差はある意味許容範囲内だったものの何かと注意していてもそれなりにいろいろあるのが海外です。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!