2019年12月25日 21時44分

スパンブリ―線(6)マライメン仮乗降場。

田園風景。というか夥しい鳥の数。そう言えば昔は農作業をする際(きわ)で舞う鳥たちを見たような、見たことが無かったような…。夢幻かも知れないし、本当に見たことがあったかも知れない。こんな素敵な風景を日本で見られるのだろうか?

ナムトク線よりもスパンブリー線の方が車窓に魅力を感じている。でも貸切列車でしかこの風景を見られない。

12:16、スパンブリ―駅が見えてきました。何分遅れているとかいったような概念はとうに消え去り、ただなるようになっていくのを楽しんでいる。だって考えたってしょうがないんだもん、こればっかりは。多分、同乗の人たちも同じ気分だったと思います。多分、タイ語で一番有名な一言、マイペンライ/ไม่เป็นไร=大丈夫、問題ない、何とかなる。

何故か列車はスパンブリ―駅で一時停止したものの直ぐに出発。その先に向かっていきます。

暫く走ったところがどんつき。

※「どんつき」はどうも方言らしい。

マライメン/Malaiman/มาลัยแมน「駅」と言いたいところですが、仮設の乗降場だそうで、そのためここの存在はタイ国鉄の公的資料には載っていないそうです。それにしても立派な看板。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!