2020年01月18日 23時54分

NPO法人名古屋レール・アーカイブスへの寄贈品。

  • 以前、何度かこのブログで名前を出しているNPO法人名古屋レール・アーカイブス。私はその団体の理事をしています。もっとも理事といってもそれで報酬を得ることはなく、会の運営費に充てるための会費を払った上でボランティアスタッフして参加しています。

そしてその会の設立の趣旨は、鉄道の写真や資料などの収集と保管、そして公開です。この趣旨にご賛同いただけた方から資料類の寄贈を受けることが時折あります。今回はその一部を紹介します。

「愛知県写真帳」。大正2年の発行で、その中には愛知県内の官公庁や学校・会社・工場・名所旧跡の写真が解説付きで掲載されています。

2代目の名古屋駅。上の写真は日本が発展する中で貨物輸送が増え、当時の名古屋駅構内がにっちもさっちも行かなくなった時代のもの。このあと貨物の取り扱いは現在の中京テレビ歩本社のある場所、旧笹島駅に移転することになります。

下の写真はその頃の名古屋駅前。大正時代に、すでにこれだけの人で溢れていたというのはとても新鮮です。

こちらは台湾の人車の絵葉書。レールの上にある車両を人の手で動かすものですが、台湾の写真を見るのは初めてでした。

これらを含め、膨大な絵葉書や資料の類を、今月は名古屋市内在住の方から寄贈を受けました。ありがとうございました。

 

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!