2020年01月24日 0時08分
台湾鉄路管理局(在来線)の三義駅。
日中は1時間に1本、普通列車だけが停まるローカル駅。ですが、駅前にはタクシーが常駐しています。日本では考えられない光景です。
街中に出ればこうして建物が並び、商店街も形成されています。最初に私が抱いていて1時間に1本しか停車しない駅のある街のイメージは、がらりと覆されました。
ただ列車が出発すると待合室はご覧のようにガランとしてしまいます。ところでこの駅の利用客数がどれほどかは分かりませんが、台湾の駅は有人駅が多く、そして有人駅では、日本風に言えばみどりの窓口があり、優等列車の座席指定券が買えます。
世界遺産になる価値があるとアピールする台湾世界遺産潜力点のステッカー。この日乗ってきた旧山線は、それだけの価値があると地元ではアピールしています。
ホーム間を移動するための地下道。この閉じられたシャッターの向こうに旧山線のホームがあります。
旧山線が廃止された今も残るホーム。
山線三義駅の次の駅は、旧山線ではこの日行ったばかりの勝興站。こうして駅名標もかつてのまま。ひょっとしてこの旧山線が世界遺産に登録されたなら、観光路線として復活し蒸気機関車が走る!という夢を私は見そうです。