2020年05月02日 0時06分
1974年(昭和49年)2月8日から25日まで北海道を旅していました。何でよりによって夏ではなく冬に行ったかと言えば、特段の考えがあったわけではなく、氷点下二桁の世界を体験したいとか流氷が見たいとか理由は多少あったりしたもののそれは取るに足らないものでした。
その後社会人となり、仕事やプライベートで渡道するようになって思ったことは、冬の北海道はどこに行っても白一色で、景色の代わり映えがしないこと夥しいと言うことでした。もっとも白い世界を2週間以上旅することは、時間にゆとりのある大学生ならではであって、冬の北海道では列車の運休や遅延は日常茶飯事だったのでまあ良い体験をしたとも言えます。
当時流行っていた途中下車印集め。その右下の方に…。
ありました。廃止された「新十津川」駅の途中下車印。この駅は1986年(昭和61年)に無人化されていますが、昭和49年当時は「乗り鉄」趣味が一般的ではなく、そもそも私自身が乗り鉄を始める前なのですが、この駅で下車したほんの数人の内、明らかに鉄道趣味者と覚しき人は私だけでした。
●札幌駅発13:08 627D 新十津川駅着15:34
駅員さんがいるということは入場券あり。「0367」の数字は裏面にある発行No.です。
この日、この後は駅近くを通る路線バスで滝川駅に抜けています。
●新十津川駅近くの橋本町発15:58 滝川駅前着16:13(国鉄バス沼田線)