2020年05月08日 22時27分
今は昔。
かつては広告媒体としてマッチのラベルが使われていました。
例えば喫茶店などではマッチはほぼ置いてあり、その箱は概ねそのお店のオリジナルデザインでした。企業においてもそれは同様で、中京テレビでもかつてはそうしたマッチがありました。で、ここまで書くと「どうしてこんなにマッチが世間にあったのですか?」という声が聞こえてきそうです。その答は喫煙者がとても多かったということになるのですが、今と違って、全国どこでもいつでもタバコが吸える時代があったのです。
名鉄の広告。
名古屋市営地下鉄東山線の栄町~池下が開通したのは、1960年(昭和35年)のこと。
生命保険会社のマッチ。写真のぼかしの部分は個人名が書いてあり、保健勧誘時に「担当者名」を覚えてもらうためのツールの一つであったことは容易に想像がつきます。