2020年05月08日 22時27分

マッチのラベル。

今は昔。

かつては広告媒体としてマッチのラベルが使われていました。

例えば喫茶店などではマッチはほぼ置いてあり、その箱は概ねそのお店のオリジナルデザインでした。企業においてもそれは同様で、中京テレビでもかつてはそうしたマッチがありました。で、ここまで書くと「どうしてこんなにマッチが世間にあったのですか?」という声が聞こえてきそうです。その答は喫煙者がとても多かったということになるのですが、今と違って、全国どこでもいつでもタバコが吸える時代があったのです。

名鉄の広告。

名古屋市営地下鉄東山線の栄町~池下が開通したのは、1960年(昭和35年)のこと。

生命保険会社のマッチ。写真のぼかしの部分は個人名が書いてあり、保健勧誘時に「担当者名」を覚えてもらうためのツールの一つであったことは容易に想像がつきます。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!