2020年05月24日 23時17分

『旅と鉄道』2020年7月号

現在発売中の『旅と鉄道』2020年7月号。【発行 株式会社天夢人(テムジン)】

特集は「廃線の魅力2020」。「旅」をテーマにした鉄道誌ながらとんがった特集もあって面白いと思っている雑誌ですが、今回、待ってました感ありの「廃線」特集。

表紙の一番上に「いつかじっくり訪ねたい、失われた鉄路」とあるのが、最近気分が湿りがちな私の心に届きました。で、内容はコアな廃線跡マニア向け情報と言うより、はっきり言って入門編です。もっとも写真が美しく、それが私の旅心をくすぐり「行ってみたい」気分にさせてくれました。

旧国鉄士幌線タウシュベツ川橋梁であったり、

旧北陸本線廃線跡巡りは、一般のツアーに参加して回っており、廃線跡マニアというより美しい形式に魅せられた人やハイキングを楽しみ方に混じって探訪しています。

一方、名古屋鉄道三河線の廃線跡で、碧南レールパークとして整備された区間は自力で回っています。

今回の秀逸な特別付録「日本列島 廃線地図帖」。札沼線の一部廃線となった区間もちゃんと反映されています。その前にこの地図があったのが私の購買意欲をくすぐったのは間違いありません。

ところで現在運行されている鉄道は、富山地方鉄道富山駅南北接続線を除いて完乗中の私です。手に取ったこの地図を見て、次はこれかな?とか、とんでもない野望を抱いています。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!