2020年06月23日 14時26分

三訂帝国新地理附図(三省堂発行)、火山脈。

明治38年(1905年)発行の三訂帝国新地理附図(三省堂発行)の続き。

今日の発見は「火山脈」。私が子供の頃、学校で習った「火山帯」と同じ意味です。この地図では千島帯火山脈、那須火山脈、鳥海火山脈、寒風火山脈、能登火山脈、富士帯火山脈、白山火山帯、阿蘇火山脈、霧島帯火山脈の9つの火山脈があり、名称は私が知る千島火山帯、那須火山帯、鳥海火山帯、富士火山帯(富士箱根火山帯、富士箱根伊豆火山帯)、乗鞍火山帯、白山火山帯(大山火山帯)、霧島火山帯の7つの火山帯とは異なるものの、まあ同じですね。

ところでこの火山帯ですが、記憶が曖昧なのですが確か、火山が連なりそれぞれの火山に相関関係があったやもというもの。今は、単に地理的な区分でしかないと言うことで、学校で「火山帯」を学ぶことは無いそうです。

日本語も生き物で、かつて「一生懸命」は誤用で、「一所懸命」が正しいと教えられたのはいつの日だったのだろう。とまあ年寄りの繰り言です。

さてわたくし、鉄道も好きですが地図も大好きで、こどもの頃は時刻表よりも地図を日がな一日眺めていた記憶が…。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!