2020年06月23日 14時26分
明治38年(1905年)発行の三訂帝国新地理附図(三省堂発行)の続き。
今日の発見は「火山脈」。私が子供の頃、学校で習った「火山帯」と同じ意味です。この地図では千島帯火山脈、那須火山脈、鳥海火山脈、寒風火山脈、能登火山脈、富士帯火山脈、白山火山帯、阿蘇火山脈、霧島帯火山脈の9つの火山脈があり、名称は私が知る千島火山帯、那須火山帯、鳥海火山帯、富士火山帯(富士箱根火山帯、富士箱根伊豆火山帯)、乗鞍火山帯、白山火山帯(大山火山帯)、霧島火山帯の7つの火山帯とは異なるものの、まあ同じですね。
ところでこの火山帯ですが、記憶が曖昧なのですが確か、火山が連なりそれぞれの火山に相関関係があったやもというもの。今は、単に地理的な区分でしかないと言うことで、学校で「火山帯」を学ぶことは無いそうです。
日本語も生き物で、かつて「一生懸命」は誤用で、「一所懸命」が正しいと教えられたのはいつの日だったのだろう。とまあ年寄りの繰り言です。
さてわたくし、鉄道も好きですが地図も大好きで、こどもの頃は時刻表よりも地図を日がな一日眺めていた記憶が…。