2020年07月19日 21時41分

中勢鉄道廃線跡巡り(3)座学。

2020年2月8日(土)の中勢鉄道廃線跡巡り。阿漕(あこぎ)駅から1駅の津駅に向かいます。駅のアナウンスが「つ」ではなく「つーぅ」に聞こえると言われたあの「津」です。

11:57頃に顔を出した快速「みえ」は阿漕駅通過。その後を走る12:11発の普通列車に乗車です。

さて午後は津市の三重県生涯学習センターにて座学。いわゆる勉強会です。

その前に腹ごしらえ。

駅弁のあら竹特製の「元祖特選牛肉弁当」。ところでこのお弁当の特徴の一つに、牛肉だけではなくご飯の美味しさもあります。その秘密は…。是非、松阪駅前のあら竹さんで社長からお聞き下さい。なおあらかじめ乗る予定の電車の時間を社長に告げておくことは必須です。(笑)

さて中勢鉄道についての勉強会の中身はここでは割愛します。ただ廃線跡巡りの沼は、その歴史を知れば知るほどどんどん深みにはまっていくと言うことは悟りました。

で、今回のイベント用に幹事さん達が作った「乗車券」。区間もさることながら旧字体を使っているのはさすがです。

ダッチングマシーンもあれば、パンチもある。ところで硬券乗車券を行先別に保管してある棚は何という名前でしょうか?

硬券用乗車券箱、硬券切符販売棚とかそんな所ではないかと思うのですが、頭の中を疑問符がぐるぐる回っています。

今回の参加者の方が作られた中勢鉄道の列車。アーバンライナーと同じ縮尺とのことで、その可愛らしさは特筆ものですが、それよりその非力さも十分に伝わってくるわけで二重池付近の勾配はきっときつかったであろう、、、そして時に登り切れずに止まることもあったであろう。

2020年07月18日 23時48分

中勢鉄道廃線跡巡り(2)阿漕駅南の跨線橋。

さて昨日の場所から少し「阿漕駅」に近づいたところ。画面の左下のある『石』に注目。

境界と読めますが、これがここに鉄道の線路が存在したことを表しているとのこと。解説を聞きながら歩いているので、「なるほど」と思えるのですが、知らなければただ通り過ぎるだけ。

さて紀勢本線の踏切を渡り、南側に注目。特急「南紀」の右側にあるのが『中勢鉄道』が紀勢本線(中勢鉄道の開通当時は参宮線)を越える橋の橋脚の一部。

こうしてぽつんと残っているのは何故でしょう。とか思ってしまうのは私の悪い癖ですね。

でも気になる。

近鉄南が丘駅をスタートし、1時間半もかからず阿漕駅に到着。

駅舎は今風に建て替えられていますが、跨線橋は一体いつの時代のものでしょう?

2020年07月17日 23時06分

中勢鉄道廃線跡巡り(1)「ひのとり」との遭遇。

2020年2月8日(土)朝10時25分、近鉄名古屋線南が丘駅に集合。この日は中勢鉄道廃線跡巡りです。

ところで中勢鉄道って何ですか?ということになりますが、津市内にあった「岩田橋」駅を起点に、阿漕駅で紀勢本線と接続、終点の伊勢川口駅で名松線と接続していた『軽便鉄道』(762ミリゲージ)で、1925年(大正14年)に全通し、1943年(昭和18年)に全廃されています。

南が丘駅から一番近いところにあった「二重池駅」。その名前の由来となったと推察される2つの池の内の一つの周りで、まもなくデビュー(当時)の「ひのとり」の撮影。

二重橋駅から阿漕駅方面(起点の岩田橋駅方面)への廃線跡は道路になっていますが、こうして見ても“坂道”であることが分かります。これが明治~大正期の蒸気機関車にとってどれほどつらい道だったかは察するにあまりあります。

道路(昔の中勢鉄道)を跨ぐ近鉄名古屋線の跨線橋。橋桁の色が右半分と左半分で色が違うことが見て取れます。これは今の名古屋線が開業時は単線で、その後1線足されて複線となった証だそうです。知らなければただ通り過ぎるだけ。知れば歩みを止めて知の充足。

2020年07月15日 16時01分

名鉄瀬戸線/新瀬戸~栄町。

名鉄瀬戸線新瀬戸駅発13:42の急行栄町行きに乗車。

期待はしていなかったのですが、何と1番前の展望席が空いていました。初体験。

尾張旭駅。やっていることは子供の頃から進歩無し。

大曽根駅。

EF64の重連に出会えて「おっ!」と思う人はハイッ!鉄道ファンです。

この日の硬券。伊勢鉄道の乗車券と名鉄の入場券。西暦表示は分かり易いのですが、長いので字が小さくなるのが難点かな?

2020年07月14日 15時44分

高蔵寺~瀬戸市。

高蔵寺駅に13:00ジャストに到着。

初めて降りた訳ではないはずなのに、このオブジェは知らなかった。

その高蔵寺駅前にはゆとり―とラインのバス(ここ高蔵寺駅では…)が日中30分に一本、顔を出します。

名古屋市内に住んでいながらガイドウェイバスを間近に見るのは何年ぶり?かの記憶がない。

と書きつつ、このガイド部分の写真を撮るのは実は初めてだったりして。

13:20発の北野桝塚乗換の岡崎行きに乗車。

2つの行先表示を使ってそれを分かるようにしているパターンって他の鉄道で会ったっけ?

トンネル内でのすれ違い。ヘッドライトが点灯しているとオートフォーカスが上手く働かないのでマニュアルフォーカス。数打ちゃ当るたった1枚。

2020年07月13日 15時00分

津~近鉄四日市~名古屋~高蔵寺

話が前後しますが、7月10日(金)は鈴鹿駅で伊勢鉄道の鉄印帳を手に入れた後は一路津を目指します。

鈴鹿発10:17発の快速みえ3号鳥羽行きに乗車。もともと平日の午前帯とあって混むことはないのですが、それにしても悲しくなるくらいお客さんが乗っていない。この駅から乗車した3名は多分、「鉄印帳」組。

10:30に津で下車。折り返し近鉄で四日市を目指します。理由は昨日UPした四日市あすなろう鉄道のスマホスタンドを買うためですが、やはり出来る限り鉄道に乗って鉄印を集めたいと言うこともあります。

 

ただ想像していたとおり、車で「鉄印」集めをしている人がいると知人から聞きました。ここ鈴鹿駅は本数も多いので鉄道でも来やすいのですが、樽見鉄道の本巣駅であったり、長良川鉄道の関駅、郡上八幡駅はやはり効率面ではよくありません。で、1駅分の乗車券を買って鉄道に乗らずに「鉄印」集めをする、、、何だかなあと思うのは私だけではないと思います。

もっとも私もこの後に行った「愛知環状鉄道」は高蔵寺~瀬戸市間しか乗っていません。自分自身、少し気が引けています。でもせめて乗って集めようとは心に誓っています。

さて津駅を10:40に出る松阪発の急行名古屋行きは江戸橋を出たところで「ひのとり」とすれ違い。狙い通りとは言え、天候には勝てず。実は窓ガラスは水滴だらけでこれが精一杯。

近鉄四日市駅には11:09着。用事を済ませて11:28発の急行で近鉄名古屋へ。(12:04着)

お昼はお約束の住よしのきしめん(玉子入りかき揚げ)。因みに私は5・6番線専門で、しかもこればかり食べています。

そしてこの後は12:31発の普通電車多治見行きで高蔵寺駅へ向かいます。

(参考)

※鈴鹿駅~近鉄四日市間の最短コースは、鈴鹿~JR四日市~バスもしくは徒歩(15分強)で近鉄四日市。

また近鉄鈴鹿線鈴鹿市駅まで歩き、そこから伊勢若松乗り換えで近鉄四日市という手もありますが、時間はそれなりにかかりそうです。

2020年07月12日 14時59分

四日市あすなろう鉄道。

7月1日、四日市あすなろう鉄道から2つのグッズが発売されました。この写真では①「なろうグリーン」「なろうブルー」のリバーシブル柄「アクリルスマホスタンド」と②「なろうグリーン」の愛称で親しまれている車体をモチーフにした「電車型マグネットバー」の2種。

ところがスマホスタンドは発売後、即完売。慌てて追加で製造し、7月10日(金)から再スタートを切りました。

スマホを置くとこんな感じ。折角の電車が見事に隠れます。(笑)

もう一度じっくり見れば、線路にちゃんと762mmの文字あり。

アクリルの板は表と裏ならぬ両A面(昔のレコード時代を知る人限定!の表現)のリバーシブルとなっており、それも好評の要因だったかも知れませんね。

最近は、スマホで動画をみるだけではなくオンライン呑み会などもあるので、スマホスタンドは必需品になりつつあるのでは?

で、私も早速使用中。

2020年07月11日 23時46分

続・鉄印帳。

鉄印帳。伊勢鉄道さん、早々に売り切れだそうです。

以下、伊勢鉄道さんのFacebookから転載。

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『鉄印帳』について(2020年7月11日17時現在)
 鈴鹿駅での『鉄印帳』(初版、伊勢鉄道分)は、売り切れました。(『鉄印帳』をお持ちの方への「鉄印」の記帳は、引続き行っております)
 鈴鹿駅で『鉄印帳』をお求めになり、各地の第三セクター鉄道を巡られることを予定されておられた皆様には、大変申し訳ございません。
 『鉄印帳』は、参加する全国の鉄道会社40社のどの会社で購入していただいても、同じデザインです(現在発売されているのは、いずれも初版です)。伊勢鉄道(鈴鹿駅)では既に売り切れておりますが、他の会社(発行箇所)においては、まだ販売している場合がございます。詳しくは、各鉄道会社にお尋ねください。

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ということで推測ですが、鉄印帳は売り切れという鉄道事業者は多いのではないかと思います。伊勢鉄道さんでは早速増刷の依頼をかけているそうなのでそれに期待ですね。

一方、「鉄印帳」のルールとして、「鉄印帳」以外の御朱印帳、集印帳、その他ノート等への記帳、および書き置き印の販売は行っていないとのことで、“書き置き印”の場合では「鉄印帳」を提示しなければ販売してもらえないのでご注意下さい。

ところで伊勢鉄道の鈴鹿駅。

駅構内は、小規模ですが資料館となっています。

じっくり見て15~20分程度。

鉄印だけ押してすぐに移動は勿体ない。ぜひこちらもご覧下さい。

2020年07月10日 17時13分

鉄印帳、今日から登場!

今日の鉄活はJR名古屋駅からスタート。

そして名古屋駅改札口にあった案内ディスプレイ。
高山線の不通を伝えていますが、こうして現場の写真があるのは説得力があります。そして復旧工事の大変さも伝わってきました。

ところでJRで向かったのは伊勢鉄道の鈴鹿駅。快速みえで直行ではなく、四日市駅で普通列車に乗り換え。

名古屋駅を9:06発の快速亀山行きの乗るとこの列車とは5分の接続。

伊勢鉄道津行きは四日市駅出発時はよもやの乗客、私一人。

なぜ普通列車に乗ったかと言えば、時速100キロを体感するため。単行(1両)で走る気動車では日本最速とも言われています。

凄いぜ!伊勢鉄道。

本日の目的はこれ!「鉄印帳」。今日からスタートです。

今日回ったのは伊勢鉄道と愛知環状鉄道の2社。鉄印帳が発表された時、乗り鉄向け(私向け?)で面白そうだから早速初日から行動することにしたのですが、何だか爺鉄にはぴったりの遊び&ローカル私鉄支援だと思った次第。

ただ一体何年かかることやら。

2020年07月09日 23時09分

名城線ダイヤ改正。

2020年(令和2年)5月23日(土)、名古屋市交通局名城線・名港線のダイヤが改正されました。何を今頃ですが、先月末に久しぶりに名城線に乗り、初めて気付いたのです。

ダイヤ改正は可動式ホーム柵稼働に伴うもので、写真の金山駅ではこの5日から使用されています。

地下鉄のダイヤ改正って、日中しか使わない人にとってはあまり気にすることはないでしょう。では何故今回は気付いたかと言えば、自粛明けで乗った名城線電車の各駅での停車時間が長い!と感じたからで、以前、桜通線の可動式ホーム柵稼働時に「所要時間が長くなった」経験が今回に生かされました。

真新しくなった案内表示を見ると確かに所要時間が延びている。自分の肌感覚に拍手(パチパチ)とかそこまで言うほどのものでは無いですね。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!