2020年08月05日 21時48分
愛知県では明日から緊急事態宣言が出されるため、また遠出を自粛をすることになります。私自身が高齢ということもあり、私にできる最大のコロナ対策はかつてのような自由な行動を控えることだと思っています。
それもあって今年に入り、写真や資料の整理をしていますが、そこで一つ学んだことは時間があれば整理が進むものではないということ。ただ単に怠惰な無為徒食な時間を費やしたのでした。
それでも資料類はほぼエリア別の分類に目途が立ちましたし、昭和の時代の乗車券類はスキャンを終えました。鉄道趣味は、模型をされている方を除くとほぼ外に出ての活動となります。ということで自由に動ける日が早く来ることを祈り、昭和の時代を振り返ります。
さて1973年(昭和48年)3月28日。この日は関西本線に撮影に出かけていました。
柘植駅。関西本線の上り(名古屋方面)貨物列車は、加太(かぶと)峠を越えるべくD51が後押しします。こうした写真を撮っている人は結構いるはずなのですが、世間で見ることはかなり少ないと思います。
この日のメインは笠置駅での俯瞰撮影。
列車の行き違いは、文字通り煙(けむ)に巻かれました。
上り貨物の出発。蒸気機関車が牽く列車の出発は迫力があります。
加茂駅。とりたてて主張をしていない写真ですが、当時の加茂駅の様子を伝えていると思っています。日常の風景、例えば名鉄神宮前駅や名鉄堀田駅は電車の編成を撮り易い場所です。撮影のしがいはともかく、今のこのご時世だからこそ、身近な風景を記録しておこうと思っています。もっとも暑いのでそれはそれで注意しつつです。