2020年08月17日 23時40分
昭和40年代の日本の鉄道シリーズ。何故この年代に拘っているかと言えば、この年代の経験が私にとっての趣味の原点だからです。
蒸気機関車も走っていればナローの鉄道も少なくはなっていましたがまだありました。そして何より名古屋に市電が走っていました。もっとも私の鉄道趣味は昭和50年代で一旦、終焉を迎えます。
何せ昭和の会社員ですから、その労働時間はお察しの通りで、更に家庭生活もあって趣味に割ける時間はほぼなく、本だけは買っていましたが買っただけの「積ん読」でした。その後、趣味の世界に戻ったのは十数年前で、仕事が現場から管理部門に変わり、また子供達が育ったのがきっかけでした。
このブログを読まれている方にも今、様々な事情を抱え鉄活を控えている方もいらっしゃるでしょう。コロナ禍の中で趣味どころではない方がいるかも知れません。でも趣味の灯は消さないで下さい。私は趣味から遠のいていたことはあっても、またこうして鉄活を楽しんでいます。
いきなり白鳥の写真ですが、昭和49年2月の北海道です。鉄活に勤しむ(いそしむ)というより旅の足としての鉄道でした。
2月14日の稚内市の大俯瞰。
稚内市の観光名所、氷雪の門。同じユースホステルに泊まっていた方達とそこまで上って行き、前の俯瞰の写真を撮りました。
その写真をトリミング。大桟橋があり、その右側に貨車がいるのが分かります。稚内駅は貨車群の更に右側にありました。ところでこの写真を撮ろうと思って氷雪の門に行ったのではありません。あくまでも氷雪の門が目的で、そこから“たまたま”市街地を見下ろすことが出来たのです。