2020年09月10日 23時32分
昨日UPした絵はがきと同じ日本の鉄道が開業五千哩(マイル)を越えたことによる「鉄道五千哩祝賀会紀念絵葉書」。
キロポスト。この頃であればマイルポストと言うべきか、それには5000の文字があります。さりげなくちゃんとしているというか、やはりキチンとした仕事は見ていて楽しくなるのはいつの時代も同じと言うことでしょうか。
蒸気機関車の煙の中にも「5000」という数字あり。ところでこの鉄道五千哩の祝賀会は名古屋で開かれています。なぜ名古屋だったのかを調べるつもりでしたがすいません。まだ出来ていません。
絵はがき一杯の社紋(会社のロゴマーク)は、当時の鉄道会社のものであるのは間違いなさそうです。が、この直後、この社紋がかなり消えることになります。
というのも明治39年(1906年)に鉄道国有法が交付され、順次官設鉄道に組み込まれていったのです。
はがきの宛名面。消印が無茶苦茶格好いいではないか。恐れ入ってしまう。