2020年09月15日 19時58分

絵はがきに見る鉄道史(6)大正3年「東京駅」。

1914年(大正3年)12月20日に開業した日本の中央駅たる「東京駅」の絵はがき第二弾。

東京駅はもともと鉄道のなかった場所に駅を作っているので、架線柱はあっても建設中は蒸気機関車の天下です。

今の東京駅からは想像できませんが、駅の東側はまるで貨物ヤードです。資料によれば元々は貨物ヤードとしての計画があったようで、その後留置線となったとのこと。

具体的にこうした写真を見るとその説明が納得できます。

ところでここでは消印の日付に注目。開業日の2日前の12月18日となっています。さすがにこの理由は分からない。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!