2020年10月08日 21時11分
12:25、嵯峨野観光鉄道トロッコ列車の終点、トロッコ亀岡駅到着。
さて列車を降りてどうしようか?亀岡から京都/嵯峨嵐山への「保津川下り」の船遊びをすることは決めていたのですが、お昼時でもあり乗船場に直接向かわず、とりあえず食事をすることとして山陰線亀岡駅までの電車に乗るべく、馬堀駅まで歩きます。
電車は2216M快速京都行き。馬堀駅は通過です。
馬堀駅から1駅電車に乗って亀岡駅へ。
それにしてもこの区間で1時間に3本も普通電車があるのは隔世の感あり。(昨日UPした蒸気機関車牽引時代の山陰本線では、昼間の普通列車はざっくり1時間に1本程度でした。)
14時頃に「保津川下り」の船に乗る。この写真の馬車は「トロッコ亀岡駅」と「保津川下り」乗船場を結んでいるものです。乗ってみたかったものの予約をしていなかったため諦めました。次回、チャンスがあれば乗ってみたいと思う乗り物好きな私です。こどもかっ!と言われても甘んじて受けます。
乗船してしばらくは緩やかな流れなのですが、それでも3人の船頭さん達の竿裁き、彼らの技の数々は見惚れます。
流れの急なところでは尚更。運動量も半端ありません。その操船技術は京都府亀岡市の無形文化財に指定されており、これは実際の竿裁きを見れば納得です。
トロッコ嵯峨駅を14:02発の嵯峨野/リッチ11号をお出迎え。列車と船でエールの交換。
14:38の撮影は287系の特急「きのさき9号」。嵯峨野観光鉄道トロッコ列車は保津川に沿って走りますが、現在の山陰本線はくねくねと流れる保津川を串刺しするかの如く直角に走ります。この場所は「保津峡」~「馬堀」間。列車は右から左に走っていますが、少し先に行けば今度は下り列車が左から右へと向かったりします。
1258M、亀岡発京都行き。写真の場所は「保津峡駅」で、川の上、鉄橋が駅となっており14:58に停車中~出発と出会えました。
トロッコ嵯峨駅15:02発の嵯峨野/リッチ13号。保津川橋梁を渡って行きます。ところで今回撮影出来たトロッコ列車は下り2本。上り列車は撮影出来ませんでした。それでも撮れただけでラッキー。それは山陰本線の列車も同様。
何せダイヤの無い船からの撮影。しかも保津川下りの所要時間は川の水量によって60分~110分と幅があり、それでも運を天に任せるとは正しくこの事です。(この日の所要時間は1時間35分でした)
もっともそもそも今回の川下りは鉄道の撮影が目的ではなく、単純に保津川の景観を楽しむのが目的であり、それは十分に堪能しました。
かくして「Go To トラベル 京都編」は終了。この後残りの「地域共通クーポン」を使ってお土産を購入。さて今回の旅、「Go To トラベル」が背中を押してくれたことは間違いありません。宿泊した旅館では女将さんや仲居さん、買い物で入った店であれば店員さんと会話をしました。コロナ禍の中であったからこそいつもより多く言葉を交わしたと思います。
おまけ。この写真は2009年5月4日の天竜舟下り(長野県)の船からの1枚。飯田線の列車は本数が少なく、謂わば奇跡の1枚。それにしても毎度やっていることは同じ。