2020年10月23日 22時18分
尾西鉄道デボ200形電車。
そもそもの尾西鉄道ですが名鉄尾西線の前身で、1898年(明治31年)4月3日、弥富駅 ~津島駅間が開業。その後森上、萩原、一宮と延伸し、最終的に1918年(大正7年)、木曽川港駅(貨物駅)まで開通し、全通しました。
電化は1922年(大正11年)から始まり、翌1923年(大正12年)に全線で完成しています。なお名古屋鉄道に買収されたのは1925年(大正14年)の事ですが、当時の名古屋鉄道は今の名古屋鉄道ではなく、その後名岐鉄道となり、1935年(昭和10年)に今の名古屋鉄道となっています。
ということで、このデボ200形電車は尾西鉄道の電化が本格化するに従い増備されたものであると言って間違いないでしょう。
3つのドアがあるので、各駅でそれなりの乗降があったと言うことでしょうか?それとも当時の標準?もっとも単行電車なので、それほど乗客が多かったとも思えません。さて真実は如何に?