2020年11月13日 22時52分

絵はがきに見る鉄道史(30)朝熊岳登山電車。

朝熊登山鉄道株式会社。

三重県の伊勢神宮の東にある朝熊(あさま)ヶ岳を登り下りしたケーブルカー。

(三重県総合博物館ウェブサイトから転載)

大正 9(1920)年 1月28日  会社創立
大正14(1925)年11月 1日  路線開業
昭和 3(1928)年11月 1日  会社合併で三重合同電気(みえごうどうでんき)となる
昭和12(1937)年 3月31日  東邦(とうほう)電力に合併
昭和14(1939)年 8月 1日  会社分離により神都(しんと)交通となる
昭和19(1944)年 1月11日  第2次世界大戦時の不要不急路線として営業休止
昭和19(1944)年 2月11日  交通統合により三重(みえ)交通となる
昭和37(1962)年 7月15日  営業廃止(書類上の手続きのみ)

このケーブルカーの絵はがきは多く出回っているようで、オークションサイトでも色々な種類のある中、どれにしようか迷うほどでした。

ただ風景として楽しめる写真がなぜかありません。

もっともこの急勾配こそが名物だったのかも知れません。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!