2020年11月16日 23時29分
11月12日(木)に「木曽路の片道急行」をUPしたところ、知人から10月31日(土)、11月7日(土)の2日間運転された急行「▲▲中山道トレイン2020号▲▲」 のことかと思ったと連絡がありました。確かに急行「▲▲中山道トレイン2020号▲▲」 は片道運転であり、このブログで紹介するにはタイミングとしてもドンピシャで、なるほどなあと思った次第。
だからということではありませんが、名古屋エリアの片道急行、但し変形版を紹介します。
先回と同じ昭和42年(1967年)10月発行の時刻表。但し高山本線。ここに2本の急行「しろがね」号がいます。1本は昼行、1本は夜行。この列車の特徴は何れも循環急行であること。名古屋~岐阜~高山~富山~金沢~米原~岐阜~名古屋と高山本線~北陸本線を一周しており、昼行の「しろがね1号」は名古屋発8:14で名古屋着18:49。「しろがね2号」は名古屋発23:50で名古屋着11:09。
高山本線の時刻表の最下段に「金沢」「名古屋」の駅名が見えるのがその証拠。ところで先に「片道急行」と書きましたが、名古屋から米原経由で金沢~富山~高山と走る「しろがね号」はありません。
「しろがね号」と対になるのはこの時刻表のほぼ真ん中にいる「こがね号」。
名古屋を出る時にどこに行くのだろうとの混乱を避ける措置だったのでしょうか?
でも循環急行で、上下で同じ愛称の列車も存在していたことはあるので、何かルールがあったと言うことでは無かったようです。