2020年11月26日 23時10分
名古屋市内電車路線図。これも絵はがきです。
中村電気軌道。ここでは中村電車線と表示されています。
「明治橋」=今の笹島交差点の西、中村警察署あたりのようです。当時の東海道本線、中央本線は地上駅で、そのため名古屋駅を挟んで路面電車は名古屋市内を横断しての直通は出来ませんでした。開業は1913年(大正2年)10月17日。ただ開業時の社名はで名古屋土地で中村電気軌道となるのは1926年(大正15年)6月1日のこと。ただ「中村電車線」がそもそもの通称なのか中村電気軌道と社名が変わってからなのかは不明です。
こちらは尾張電車線。正確には尾張電気軌道。その後1929年(昭和4年)に新三河鉄道となり、1937年(昭和12年)には名古屋市に買収され、八事線となります。
今池、千早、天道の電停名があるので、1912年(大正元年)以降の路線図。で、天道という電停がいつまで天道だったのかが探りきれず。私が知っているのは「八事」電停です。