2020年12月10日 11時35分

絵はがきに見る鉄道史(38)名鉄常滑駅。

「常滑町全景」と題した絵はがき。昭和8年7月の印があり、恐らくその時点からそれほど前ではない時代の撮影ではないでしょうか?

常滑町とは今の常滑市ですが、イコールではありません。常滑市の誕生は1954年(昭和29年)で、当時の「昭和の大合併」による近隣の町村との合併の結果、「市」となりました。

一方、愛知電気鉄道(後の名古屋鉄道)が、今の常滑まで伸ばしたのは1913年(大正2年)。貨車が多いので、窯業の街、常滑からの出荷を担っていたのでしょう。

それにしても海が駅のすぐ際まであったのは想像が出来ませんでした。

でも私が一番気になったのは、真ん中の下にある資材置き場?らしき場所。線路が敷設されており、何となくトロッコ?気になる!

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!