2020年12月15日 14時59分
樺太の位置関係の整理。1939年(昭和14年)12月号の時刻表(日本旅行協会)の路線図。
右下の大泊は現在の「コルサコフ」。真ん中の如何にも中心地らしい「豊原」が「ユジノサハリンスク」。西海岸(左側)の上の方に真岡(現在のホルムスク)があり、南端が本斗(現在のネヴェリスク)です。
この絵はがきは楠渓町(なんけいちょう)駅。稚内からの連絡船が到着する「大泊」の町の中心駅でした。もともと大泊(おおどまり)という駅名で開業したのですが、1913年(大正2年)に改称しています。
ところが上の路線図にこの楠渓町駅が見当たりません。
時刻表では「大泊」の下に「楠渓町」あり。なぜそうなっているかは不明。