2020年12月19日 22時15分

絵はがきに見る鉄道史(44)大名古屋三十二景。

大名古屋三十二景。三十二枚入。袋の図案は名古屋の象徴「名古屋城」。

名古屋城/外苑の眺望名古屋城。

名古屋城/仰ぐ鯱名古屋城。

名古屋城/世界一金の鯱。

名古屋城だけで3枚。それにしても昔の金鯱は金網でガードされていたんですね。

新名古屋駅。まずはこの絵はがき集が発行された時の時代の特定。

既に何度もこのブログで書いていますが、写真の三代目名古屋駅の開業は昭和12年。「新名古屋駅」という書き方もあり、この絵はがき集が撮影されたのは昭和11年末~昭和12年初で間違いないでしょう。

で、その歴史的視点で今回は全32枚を何回かに分けて全てUPします。

海の玄関名古屋港。

海陸の交通は中川運河。

中川運河は昭和7年に全線供用され、海運の名古屋港と鉄道の笹島駅(貨物駅)を結ぶました。それにしても名古屋を紹介する絵はがきに「運河」が出てくるという事で、この運河が当時の名古屋でどんな位置付けだったかが分かります。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!