2021年01月03日 11時43分

西枇杷島駅(2)ホームに入れるのは電車到着直前。

遮断機の手前にあるのがホーム(名鉄岐阜方面)に向かうための階段。線路から一番離れた所を歩いたにしても、電車にあまりにも近い。

また向こう側のホーム(名鉄名古屋方面)に渡るための構内踏切の遮断機は電車ギリギリの所に設置されています。

それゆえ停車する電車の到着時以外は、ホームに乗客が行くことは安全確保のため許されていません。ということで左側のホームには誰もいません。

自動改札機はいつでも使えるのですが、そこから先、ホームに向かう手前に遮断機あり。分かり易くするために次の写真をご覧下さい。

この一番手前の遮断機がそれ。

通常の運用としては、電車の到着数分前に、駅員さんから「乗車案内」がなされ、乗客はホームに向かいます。一方、電車到着時は降車客がホームからいなくなったことを毎度、駅員さんは確認しています。

この駅員さんは始発から終電までここで乗客の安全確保をされています。

今回、西枇杷島駅では追い越しが出来る施設を撤去し、ホームを広くする工事をしました。それによりホーム上の安全が一定レベル確保されることとなり、新駅舎を作り、合わせて(名実共の)無人化されることになったのです。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!