2021年04月20日 15時47分

桜シリーズ(7)樽見鉄道谷汲口駅オハ33形。

桜の季節はとうに終わっていますが、来年の参考(というより自分の備忘録?)に。

樽見鉄道谷汲口駅に保存されているオハフ33形(旧国鉄の形式。樽見鉄道時代はオハフ502)。

少し離れた場所から撮影するとそれは、桜の杜に忘れられた1両の夢列車。

桜と車体は既に一体化し始めており、アンコールワットになるのも時間の問題かも。

この谷汲口駅は桜のシーズンには多くの方が撮影に来られる場所。この日(3月27日)は、現役の列車だけではなく、この502にカメラを向ける人もおられました。もっとも私のようにこの「502と桜」をテーマに来ている人は多分、いなかった。

2021年04月19日 22時15分

月1の鉄道模型講座、新年度始まる。

半年間の鉄道模型講座が一旦、終了。で、引続き新年度に突入。

4月17日(土)のスタート段階。

その日の終了時点。パッと見では左側の高台に置いた駅舎、くらいしか違いがないですね。

1)道路~踏切の部分が少し伸びた。

2)使われていない引込線にバラストがまかれた。

※ベースの上に接着剤を塗り、その上に粉状のバラストを振りまく。

更に薄めた中性洗剤をスポイドで垂らし、かつ水溶き接着剤も垂らし、枯れたッぽい草をイメージした粉をまく。

3)車止めを作ってみた。粘土を盛ってみた。その上に草。

ここはまだ手が入ります。

4)一番下の線路の下の部分にバラストをまいた。

※接着剤の上にバラストをまいていくのですが、工夫として名刺を半分に折って漏斗状にし、それを使って狭い部分に粉を流し入れていくイメージ。

鉄道模型(ジオラマ製作)をやってみて、これまで疑問に思っていたことで分かったことが一つ。

それは接着後に透明になる接着剤があること。

どんな場合の事かと言えば、粉状のものをバラスト、下草などなど色々なものに見立ててまくのですが、それが何故、固着しているのか。ということ。経験していくということは実に面白いですね。

2021年04月18日 22時53分

名鉄犬山線岩倉駅。

4月16日(金)、コナン駅訪問のついでに同じ犬山線の岩倉駅に行ってきました。

名鉄岩倉駅も何度か使っていますが多分、全て取材での岩倉市訪問。もっとも今回の訪問の目的は「駅」そのもの。

それはこれっ!名鉄パノラマカーのピクトグラム(案内表示)。知人から教えて頂いたのですが、名鉄の駅でも「パノラマカー」のピクトグラムはほんの数箇所しか残っていないとのこと。

このピクトグラムがあるのは岩倉駅の改札に繋がる通路。それも改札を出て左に向かう方。

右に向かう方はこの普通のピクトグラム。

ところでこの岩倉駅で「へーっ」と思ったのがこれ。

エレベーター専用改札口。バリアフリー化を進める中で、苦肉の策としてこうした構造にせざるを得ない事情があったわけですが、名鉄では他に一駅あるのみのはずで、他の鉄道の状況は分かりませんが、極めて珍しい存在であることは間違いなさそうです。

2021年04月17日 21時49分

名探偵コナン駅。

名鉄犬山線江南駅。

私の記憶のある限りですが、多分、今回(昨日/4月16日)で3回目。以前の2回は仕事でしたので、プライベートでは初下車。

では何故江南駅か?

我ながらミーハーだと思うが、いい大人がかつてはほぼ毎週このテレビアニメを見ていました。

ということでキーホルダーは品切れ中のため買えませんでしたが、入場券はGET。

(疑問)

「ミーハー」「GET ゲット」は今や死語でしょうか?

2021年04月16日 12時19分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(4-2)滋賀県高島市。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、滋賀県の鉄道撮影地巡り。

撮影地/近江高島~北小松間のパートⅡ。

16:39頃。1831M/近江今津発京都行き。車体のギラリがもう少し描けているかと思っていたのですが…。世の中それほど甘くないと悟る。

17:14頃。4032M/特急サンダーバード32号金沢発大阪行き。ここは素直に撮影。

17:22頃。3507M/敦賀発網干行き。シャッタースピード1/25秒で流してみました。日が当っている風景がもう少し明るいのではという期待を込めていた1枚。

これにて撮影終了。清水さんと出会っていなかったら、この場所に立っていなかったかもと思うと「縁」を感じた1日。

車の中から琵琶湖を眺める。名古屋からはそれほど遠くないはずなのに、何故かそれほど足を運ばなかった滋賀県。

この日、清水さんの奥さんから頂いた2020年のカレンダー。1年前、よもや2021年のカレンダーが発行されないとは夢にも思いませんでした。

今回、清水さんと縁のあった方達とこうして1日を過ごしたことが良い供養になっていれば幸いです。

2021年04月15日 22時29分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(4)滋賀県高島市。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、滋賀県の鉄道撮影地巡り。

最後の撮影地は近江高島~北小松間。

16:13頃。7028M/特急サンダーバード28号金沢発大阪行き。てっきり9両編成かと思っていたら12両編成。空の青さに感動しつつ、電車そのものは背景の山に溶け込んで今一つ。

16:21頃。3478M/新快速姫路発敦賀行き。

この場所はなるほど納得の琵琶湖の風景。

16:23頃。3493M/新快速敦賀発姫路行き。

カーブとなった坂道を駆け下りてくる電車もなかなか面白いですね。

同じ電車。この位置が定番かな?

16:34。4031M/特急サンダーバード31号大阪発金沢行き。

この画角での撮影するとして、電車の位置をどうするかは難しい課題ですね。

あまり難しいことは考えず、ただシャッターを無心に押すだけ、でした。

2021年04月14日 22時42分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(3)滋賀県高島市に移動。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、滋賀県の鉄道撮影地巡り。

私が近江鉄道を撮影していたのは滋賀県愛知郡愛荘町。同行の方達は愛知川を挟んだ東近江市五個荘簗瀬町でも撮影していました。そこから次の撮影地である高島市を目指します。

何気ない春の田園風景。その美しさの間を抜けて車が走ります。

「新・日本街路樹百景」選定『マキノ高原のメタセコイア並木』。1981年(昭和56年)から整備が始まったとのこと。鉄道ではありませんが、休憩をかねてしばし撮影。メタセコイアは四季折々の風景が楽しめるそうで、鉄道撮影のついでにちょっと寄るのも楽しそう。

白鬚(しらひげ)神社の白鬚大鳥居。琵琶湖らしい風景。だと勝手に決めつける私。1日かけての琵琶湖周遊。間違いなく旅をしている私。

2021年04月13日 9時57分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(2)近江鉄道/愛知川橋梁。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、滋賀県の鉄道撮影地巡り。

移動途中の菩提寺パーキングエリア。タヌキさんが清水さんに見えた。

近江鉄道/五箇荘~愛知川間の愛知川橋梁。

桜の満開を予想してこの日を選んだとのことでしたが、今年の桜は1週間ほど早かったようです。

12:23頃、1806レ/貴生川発米原行き。

13:02頃、1807レ/米原発貴生川行き。

快晴!

のんびりと待ち、そしてシャッターを押す。

振り向けば新幹線が走るこの場所。位置的には逆光なのですが、こんな写真が撮れました。

公共の駐車スペースが隣接し、徒歩5分圏内にファストフード店、コンビニ等もあり、来年また来ようか思った次第。

2021年04月12日 22時09分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(1-2)東海道線/石山~瀬田間。

鉄道写真家 清水薫さん一周忌、琵琶湖周遊鉄道撮影。9:34、瀬田川ではカヌー、カヤック、ボートをする人たちを見かけます。この場所ならでは風景でしょう。

9:54、724T/姫路発米原行き。ほんのちょっとの太陽ギラリは前に通過した電車で確認していましたが川に反射光が来たのは想定外でした。これで左上の桜が咲いていたら申し分無しだったのですが…。

10:07、726T/姫路発野洲行き。

次の桜の季節が来たらもう一度この地に立ちたい。

清水さんがいたからこそ撮影出来た数々の写真。

2021年04月11日 22時52分

追悼 鉄道写真家 清水薫さん(1)東海道線/石山~瀬田間。

昨日(4月10日)は昨年4月に急逝された鉄道写真家 清水薫さんの一周忌に合わせ、彼がこよなく愛した地元/滋賀県の鉄道撮影地を巡りました。
集まったのは彼の写真教室の生徒さん、撮影ツアーの参加者、仕事仲間、友人の方々。
最初の撮影地には奥様とお母様も来られ、皆で黙祷を捧げました。
私と清水さんとのご縁は知人の紹介がきっかけでしたが、撮影ツアーに参加したり、写真教室の生徒さんやご友人の方達との年に2回の「呑み会」だったり、親しくさせて頂いていました
そう言えば2019年7月21日には鉄道カラオケ/名鉄バージョンも一緒に行き、歌ならぬなりきり「運転士」「車掌」を楽しみました。
いつもにこやか。それは今回ご一緒させて頂いた方々が口を揃えて仰っていたこと。本当にその通り。
ねえ清水さん。やっぱり56歳は早すぎるよ。
集合はJR西日本/東海道線石山駅。
芭蕉さんがお出迎え。
最初の撮影地はJR西日本/東海道線石山~瀬田間の瀬田川橋梁。
9:21、743T/米原発加古川行き。
9:24、720T/姫路発米原行き。
9:28、3431M/米原発姫路行き(新快速)。
振り返れば東海道新幹線。ただ防音壁が高く、今ひとつ。夕暮れ時にスローシャッターで、電車が流れるような写真を撮ってみたいと思った。


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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!