2021年05月11日 12時25分

続々 絵はがきに見る鉄道史(49)名古屋市電車運転系統図。

名古屋市電車運転系統図の追記。普通の絵はがきでは見かけない「資料」としての価値。

ここにある乗車料は、当時の物価と比較していないのでその値段の“価値”が良く分かりませんが、系統図と一対と言えるでしょう。で、ここまでは納得。

こちらは各路線の延長。1923年(大正12年)頃の距離なのですが、区間と路線名と必ずしも合致していません。(詳細は略)

ただ運転系統から見ると「そうだよね」という事はありますが、一般の乗客からして、これって必要な情報かどうなのかはよく分かりません。

更に言えばこの車両数と定員数。散水車が4両あると言うことは、未舗装の道路区間がそれなりにあったと言うことでしょう。

ただ「趣味的には面白い」と思いもののやはり一般の乗客に必要な情報かどうかちょっと、、、。

なお当時のことをもっと知りたい方は、下記で調べることが出来ます。

【国会図書館 「市営十年」(昭和8年.名古屋市電気局発行)https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1210924】

 

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!