2021年08月03日 10時16分

鉄印帳の旅(7)のと鉄道/能登中島駅。

のと鉄道/能登中島(のとなかじま)駅。

中島は漢字で書けばこの通りですが、私の知人には「なかしま」さんと「なかじま」さんがおり、混同することはありませんがややこしい。こんなこともあって駅名などでルビを振る場合は、慎重には慎重を期している私です。

さて我らが604Dは14:41着で14:56発。何と15分も停車します。この駅で下り列車との交換はあるのですが、発車時間の直前にならなければその列車は到着しません。

元々この列車は観光列車「のと里山里海」(水曜日を除く毎日運転)を併結するのですが、現在はコロナ禍の中でそれが土休日運行となっています。一方、「のと里山里海」が運転されない日でも、ダイヤを変えること無く、同じダイヤで運転されており、よってここで15分停車。まずは駅舎を撮影しようと外に出たところ、電話ボックスに私は釘付けになりました。

何かって言えば「ISDN」の文字。恐らく若い人のみならず、私の世代でも知る(覚えている)人は少数派。気になった方は一度検索してみて下さい。

ところでこの駅で停車時間を取っている本命がこれ。現在では全国に2両しかない郵便車「オユ10(2565)」が保存されていること。既に知る人ぞ知る存在になってしまった郵便車。

平日の午前中ならば中を見られるようですが、見学希望の方はのと鉄道さんに一度、問い合わせて頂くのが無難かと思います。

137D、穴水駅行きの到着。

車窓から眺める和倉温泉街。のと鉄道の列車から見えるとは思いませんでした。

当初乗る予定だった3008M「能登かがり火8号」を横目にひとまず先に七尾駅を目指します。

    

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    プロフィール

    稲見部長稲見眞一
    <自己紹介>
    昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!