2021年10月23日 9時34分
鉄印帳の旅ではどんな車両に乗るのかも大切な要素だと私は思います。由利高原鉄道の列車ならば「おばこ列車」か「おもちゃ列車」に乗りたいと思うのが人情というものでしょう。
それにしても今回は秋田内陸縦貫鉄道の「縄文号」とここ由利高原鉄道の「おもちゃ列車」が上手く結べることに気付いた時は、人知れずガッツポーズをしていました。
おもちゃ列車。座席数が減るので乗客が多い時間帯には不向きでしょうが、昼間帯にこども連れで乗るのは楽しいでしょう。
木製玩具というのは私にとっては高評価。
可愛い椅子が2つ。私は一人で乗っているのに関わらず、思わず笑みがこぼれてしまう。
由来を書いた銘板。匿名の方からの寄付で誕生したとは知りませんでした。
ところでおもちゃ列車と言えば和歌山電鐵の「おもちゃ電車」へと連想ゲーム。
2014年9月27日の乗車。
この「おもちゃ電車」が今はどうなのかと調べたら何と、今年の9月5日で運行を終えていたことを今回知りました。
これまでの電車にはなかったユニークな内装と世界初の車内ガチャなどで、当時は地方私鉄の生き残り策の一つとして注目されていました。今後は「たま電車ミュージアム号」として生まれ変わるそうなので、それに期待したいと思います。
羽後本荘駅発13:00の11D(おもちゃ列車)は矢島駅に13:39の定時着。
この駅、国鉄矢島線時代は「羽後矢島駅(うごやしま)」を名乗っており、1985年(昭和60年)10月1日 の由利高原鉄道への転換時に今の矢島駅となっています。