2021年12月03日 16時57分

鉄道技術展2021。

先月の24日~26日の3日間、千葉県の幕張メッセで「鉄道技術展2021」が開催され、私は最終日の26日(金)に出掛けてきました。

今回の来場者数は約25,000人。鉄道系のBtoB(Business to Business)、つまり企業が企業に対してモノやサービスを紹介し、商談に繋げようとする見本市としては日本ではただ一つの場(多分、間違いないはず)です。

一言で鉄道系と言ってもそのジャンルは、鉄道・交通システム、インフラ技術、施設、電力、輸送、運行管理、車両、インテリア、旅客サービスなどなど(このイベントの公式サイトにある紹介文参照)本当に多岐に渡ります。

例えば実物展示の大物ではポイントがあったりなのですが、「そんな技術で作っているのだ!」とかを知ることが出来ます。また今回は非接触型の券売機や入場ゲートといったコロナ禍ならではの展示もあり、私も含め多くの方が足を止めていました。

会場内は「撮影禁止」なのですが、個別に聞くと「撮影OK」「公開OK」の会社もあり、ここは「株式会社保安サプライ」さんのブース。 2019年12月3日(火)から 森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催された「特別展 天空ノ鉄道物語」(コロナ禍の影響で2月末で臨時休館~閉幕)の展示にも協力された会社で、作っている会社の名前は知らなくとも、駅を利用する乗客にも馴染みのあるモノが並んでいました。

※鉄道・道路・景観といった各分野の標識・サイン類の製造・販売の会社です。

駅名標も今はここまで進化しています。

これには意表を突かれました。確かに必要な標識です。

列車の停止位置を示す「停止目標」は単に「停目」と書かれており、BtoBの見本市ならではの表現だと思うのは私だけ?

来年は5月25日から27日の3日間、「鉄道技術展・大阪 Mass-Trans Innovation Japan Osaka 2022」と題して大阪で初開催されます。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!