2021年12月12日 14時21分

鉄印帳の旅(48)錦川鉄道の「とことこトレイン」。

折り返しは17:46発の536D。30分強の時間を使ってしばし散歩。

ここ錦町駅から先、本当ならば岩日線が走る予定だった跡地を使い「とことこトレイン」というトロッコ遊覧車が走っています。土・日・祝と春休み、夏休みの運行ですので、私のようにほぼ平日限定で動く者にはハードルが高いですが、いつかは未成線の跡地が現役となった場所を体感したいと思っています。

「とことこトレイン」が走る場所。

廃線跡の活用は全国で見かけるようになりましたが、未成線「幻の鉄道」の出来上がった路盤を活用し、こうした観光用車両を走らせているところは全国でも福岡県の赤村とここだけのはずです。

17:28頃。肉眼ではかなり暗いのですが、デジタルカメラではこの通りの写りよう。その分、夜の帳がおりる瞬間を写真として表現するのは、私の様なフルオートで撮影する者にとってはとても困難なテーマです。

錦川鉄道錦川清流線のマスコットキャラクター、オオサンショウウオの「ニシキー」に見送られ帰りの列車に乗る。

乗ってきたのと同じNT3003こもれび号「森林のグリーン」。

清流に棲むカワセミが美しい。

今回使った錦川鉄道錦川清流線の1日フリーきっぷ。2000円。錦町駅~川西駅間は片道980円なので、単純往復の私のような使い方では元は取れません。あくまでも「乗車記念」での購入です。



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プロフィール

稲見部長稲見眞一
<自己紹介>
昭和52年4月、中京テレビ放送入社。「ズームイン!!朝!」を始めとした情報番組や「ドラマ」「ドキュメンタリー」等のディレクター・プロデューサーを務めた。鉄研最終回(2010年1月29日放送)では自ら自慢の鉄道写真「俺の一枚」を持って出演。 鉄道歴は小学校5年からスタートしはや半世紀。昭和55年には当時の国鉄・私鉄(ケーブルカーを除く)を完全乗破。平成18年にはケーブルカーも完全乗破。その後も新線が開業するたびに乗りつぶしている筋金入りの“乗り鉄”。好きな鉄道は路面電車。電車に揺られながら窓外に流れる街並みを眺めているのが至福のとき。さてスジを寝かせてゆったり乗り鉄と行きましょう!